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ICCID,IMSI,IMEIとは?違いは?IDの調べ方・確認方法まで解説!

iPhoneやスマホではICCIDとIMSI、IMEIを確認できます。

ICCIDとIMSI、IMEIは端末や回線の契約状態を識別するために付けられています。

ICCIDとIMSI、IMEIは個人を特定する情報でもありますが、流出した場合の危険度はそれぞれ異なります。

ここでは、ICCIDとIMSI、IMEIの違いを解説していきます。

ICCIDとIMSI、IMEIの確認方法も紹介するので、ぜひご覧ください。

ICCID、IMSI、IMEIの意味と違い

ICCID-IMSI-IMEI

ICCIDとIMSI、IMEIはすべて識別番号の役割をしています。

しかし、何を識別させる番号かはそれぞれ異なります。

読み方は文字通り

ICCIDとIMSI、IMEIの読み方は文字の通りです。

ICCIDは「アイシーシーアイディー」、IMSIは「アイエムエスアイ」、IMEIは「アイエムイーアイ」と読みます。

ただ、すぐ後に説明しますが、ICCID・IMSI・IMEIのすべてには正式名称があります。

ICCIDはSIMカードの番号

ICCIDはIntegrated Circuit Card ID(インテグレィテッドサーキットカードアイディー)を略した言葉です。

こちらは、SIMカードに与えられた識別番号です。

iPhoneやスマホで4G回線を利用するときは、必ずSIMカードを挿入します。

SIMカードを挿入すると端末が4G回線の契約を認識して、電話とインターネットが利用できます。

大手キャリアを契約する場合だと利用者がICCIDを使うシーンはありません。

ですが、格安SIMを契約するときは初期設定での入力が必要になる可能性があります。

IMSIは電話番号

IMSIはInternational Mobile Subscriber Identity(インターナショナルモバイルサブスクライバーアイデンティティー)の略称です。

携帯電話会社から発行された電話番号を指します。

IMSIもSIMカードに登録されていて、SIMカード1枚ごとに発行されるIMSIは1つに限られています。

IMEIは端末の識別番号

IMEIはInternational Mobile Equipment Identity(インターナショナルモバイルイクウィップメントアイデンティティー)の略称です。

こちらは、メーカーが端末を識別するためにiPhoneやスマホに付けられた番号です。

同じ機種のスマホでも、端末ごとに付けられたIMEIは異なります。

IMEIは端末を特定するために付けられていて、盗難された機種を判別してインターネットや電話の利用を停止させるときに使われます。

ICCID、IMSI、IMEIを確認する方法

スマホを扱う男性

ICCIDとIMSI、IMEIは簡単な方法で確認できます。

iPhoneの場合

iPhoneでは設定アプリを立ち上げて「一般」→「情報」の順に進めばICCIDとIMEIを確認できます。

iphoneでのICCIDとIMEIの確認方法

ICCIDは電話番号なので、設定アプリを起動して「電話」をタップすれば確認できます。

ICCIDは電話設定から確認可能

Androidの場合

AndroidスマホのIMEIを確認するときは、最初に設定アプリを起動して「端末情報」をタップします。

端末の状態

次の画面で「端末の状態」をタップすればIMEIが表示されます。

IMEI

IMSIも設定アプリを起動して「端末情報」を選択し、「端末の状態」か「SIMのステータス」をタップすれば確認できます。

AndroidにはICCIDを確認する機能がありませんが、Google Play StoreでICCIDを表示させるアプリが提供されています。

ICCIDアプリ

すべての携帯電話共通の確認方法

スマホとガラケーのどちらを使っていても、IMEは電話番号を入力する画面で「*#06#」と押せば表示されます。

ICCIDはSIMカードに直接書かれています。

microSIMカードには裏面、nanoSIMカードでは表面を見ればICCIDがわかります。

microSIMカードとnanoSIMカード

端末の購入や回線を契約した際に受け取った書類にもICCIDとIMEIが書かれています。

ICCID、IMSI、IMEIは悪用されるのか?

スマホの悪用

他人にICCIDとIMSI、IMEIが知られると悪用されるのか気になりますよね?

流出すると悪用される可能性は情報ごとに異なります。

IMSIがバレるとろくなことがないので注意が必要です。

ICCIDがバレると個人情報が流出する危険がある

ICCIDは回線の契約情報と紐付けされているので、流出すると自分の個人情報がバレる恐れがあります。

といっても、ICCIDをもとにした情報紹介は契約しているキャリアの従業員しか閲覧できないので、悪用される可能性は限りなく低いです。

IMSIがバレると電話番号が流出する

IMSIは電話番号なので、流出すると自分の電話番号が他人に知られてしまいます。

自分の電話番号が流出すると、イタズラ電話や架空請求の電話のターゲットにされる危険が生じます。

架空請求のSMSが送付されるパターンも珍しくありません。

Facetimeの電話番号として勝手に使われる恐れもあるので、自分のIMSIは知り合い以外にバレないようにしてください。

IMEIがバレてもリスクはない

今利用しているiPhoneやスマホのIMEIは回線の契約情報と紐付けられています。

ですが、ICCIDと同じで回線事業者の従業員しかデータを閲覧できないのでバレた場合の危険性は高くありません。

オークションでスマホを買うときはIMEIを教えてもらう

ただ、オークションでiPhoneやスマホ、4G回線対応のタブレットを買うときは、販売端末のIMEIをもとに正常に動作する製品か確認しなければいけません。

オークションで売られているスマホのなかには、分割で支払う端末代金を滞納して動作を停止させられたものが紛れているからです。

端末代金を完済していても、利用料金を滞納して強制解約されて利用できない端末が出品されている可能性もあります。

オークションで販売されているiPhoneやスマホが正しく動作するかは、出品者からIMEIを聞いて下記のページで調べればわかります。

「キャリア別端末動作確認ページ」
キャリアURL
docomohttp://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/top.php
ソフトバンクhttps://ct11.my.softbank.jp/WBF/icv
auhttps://ct11.my.softbank.jp/WBF/icv

「ネットワーク利用制限チェッカー」での確認も可能です。

参考 ネットワーク利用制限チェッカー
MEMO

なお、中古で販売されているスマホやiPhoneは、販売店が買い取る段階で動作チェックをしているので上記のサイトで確認をする必要はありません。

まとめ

ICCIDはSIMカードの識別番号、IMSIは自分の電話番号、IMEIは端末の識別番号です。

iPhoneでは設定アプリでICCIDとIMSI、IMEIを確認できます。

Androidスマホの設定アプリではIMSIとIMEIが確認でき、ICCIDはSIMカードを見るか解析アプリを使えば確認できます。

ICCIDとIMEIは他人にバレても悪用される可能性は低いです。

IMSIが知らない人に知られると、自分のスマホに迷惑電話がかかってくる恐れがあるので知らない人にバレないようにしてください。