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工事をせずにWi-Fiが使えるホームルーターを検討している人は多いのではないでしょうか?
ホームルーターには3つの種類があり、それぞれでサービス内容が違うので自分にあったものを選びたいところです。
ここでは3種類のホームルーターの違いをご紹介し、おすすめはどれなのかを解説していきます。
ここでの解説を見ると以下の4つがわかります。
- ホームルーターの種類
- ホームルーターの通信速度
- ホームルーターの種類ごとの速度制限
- ホームルーターの利用料金
- 自分にあったホームルーターの選び方
ホームルーターを利用しようと思っている人は参考にご覧ください。
ホームルーターの種類と速度制限
ホームルーターには以下3つの種類があります。
- ソフトバンクエアー
- WiMAX
- NEXT mobile
それぞれホームルーターにはサービス内容に特徴があります。
もっとも機能性が良いソフトバンクエアー
ソフトバンクエアーは名前の通り携帯会社のSoftBankが展開しているホームルーターです。
ソフトバンクエアーでは4G回線が用いられていますが、基本的にデータ容量に上限がなく使い放題となっています。
SoftBankのスマホとのセット割もあるうえに、代理店での申し込みでキャッシュバックの還元を受けることができます。
それにより、利用料金を安くできる強みがあるのでコスト面も優秀といえます。
夜に速度規制がかかるデメリットこそありますが、さほど速度は遅くならないので使い勝手は良い有力候補となるホームルーターです。
ギガ放題プランで使い放題のWiMAX
モバイルルーターで知られているWiMAXはホームルーターを展開している事業者でもあります。
※WiMAXの最新ホームルーターの「Speed Wi-Fi HOME L02」。
WiMAXではギガ放題プランを契約すればホームルーターでのデータ使用量も無制限になります。
一定の条件に該当すると速度制限は受けますが、かかる時間は限定的で制限時でもある程度の利用は可能です。
NEXTmobileのHT100LN
NEXT mobileはソフトバンクの回線を用いてモバイルルーターを提供している事業者ですが、ホームルーターの「HT100LN」も展開しています。
NEXTmobileは使い放題ではありませんが、毎月20ギガから50ギガまでの大容量通信が可能です。
ホームルーター3種類の速度制限まとめ
3種類のホームルーターにはそれぞれ異なる速度制限が設けられています。
ホームルーターの種類ごとに速度制限の条件などをまとめました。
サービス名 | ソフトバンクエアー | WiMAX | NEXTmobile |
速度制限の条件 | 無条件で毎夜に回線混雑を緩和するための速度規制がかかる | 直近の3日で10ギガの利用 | プランが定めたデータ容量の使い切り |
速度制限の時間 | 20時から翌日の1時まで(計5時間) | 該当日の翌日18時から翌々日2時まで(計8時間) | 当月の末日まで |
制限時の速度 | 5~7Mbps | 1Mbps | 128Kbps |
ソフトバンクエアーでは毎日20時から深夜の1時まで速度規制がかかりますが、5~7Mbpsほどの下り速度が出るので不便に感じる条件ではありません。
高画質設定で動画を視聴するときは、5Mbps以上の速度が出ていれば大丈夫だからです。
WiMAXでは直近の3日間で消費したデータ容量が10ギガに達すると、翌日の18時から深夜2時まで速度制限がかかります。
速度制限がかかる時間はソフトバンクエアーと比べて長めですが、標準画質設定でネットの動画が見られる1Mbpsは出ます。
制限時の速度はやや遅い印象を受けますが、毎日5時間を超えるほど高画質でネット動画を見なければ3日で10ギガも使わないので、ソフトバンクエアー同様に厳しい内容ではありません。
NEXTmobileの速度制限は厄介な仕様となっていて、プランごとに決められているデータ容量を使い切ると月末まで通信速度が低速になります。
20GBプランを契約している場合、当月の一ヶ月以内に20ギガを使い切ると月末まで速度が遅くなるわけです。
ソフトバンクエアーやWiMAXのように制限を受けても動画が見られれば問題はないのですが、NEXTmobileでは最大通信速度が128KbpsとなりYahoo!ニュースが見られなくなるほど機能性が悪くなります。
WiMAXやNEXTmobileで速度制限を受けるまでの目安
WiMAXやNEXTmobileに速度制限があるとわかっても、どれぐらいネットを利用すれば対象になるのかわからないですよね。
その疑問を解消するために、WiMAXとNEXTmobileの速度制限がかかるまでの目安をまとめました。
サービス名 | プラン | 速度制限までにネットを利用できる目安 | 1日にネットを利用できる目安 |
WiMAX | ギガ放題プラン (直近3日で10ギガが使用可能) | 高画質動画の再生:約15時間 標準画質動画の再生:約40時間 ホームページの閲覧:約66,000回 メール・LINEメッセージの送受信:約20,000回 LINEの音声通話:約400時間 LINEのビデオ通話:約30時間 | 高画質動画の再生:約5爺間 標準画質動画の再生:約13時間 ホームページの閲覧: 約22,000回 メール・LINEメッセージの送受信:約6,666回 LINEの音声通話:約133時間 LINEのビデオ通話:約10時間 |
NEXTmobile | 20GBプラン | 高画質動画の再生:約30時間 標準画質動画の再生:約80時間 ホームページの閲覧:約132,000回 メール・LINEメッセージの送受信:約40,000回 LINEの音声通話:約800時間 LINEのビデオ通話:約60時間 | 高画質動画の再生:約1時間 標準画質動画の再生:約2時間30分 ホームページの閲覧:約4,400回 メール・LINEメッセージの送受信:約13,333回 LINEの音声通話:約26時間30分 LINEのビデオ通話:約2時間 |
30GBプラン | 高画質動画の再生:約45時間 標準画質動画の再生:約120時間 ホームページの閲覧:約198,000回 メール・LINEメッセージの送受信:約60,000回 LINEの音声通話:約1,200時間 LINEのビデオ通話:約90時間 | 高画質動画の再生:約1時間30分 標準画質動画の再生:約4時間 ホームページの閲覧:6,600円 メール・LINEメッセージの送受信:約2,000回 LINEの音声通話:約40時間 LINEのビデオ通話:約3時間 | |
50GBプラン | 高画質動画の再生:約75時間 標準画質動画の再生:約120時間 ホームページの閲覧:約330,000回 メール・LINEメッセージの送受信:約100,000回 LINEの音声通話:約2,000時間 LINEのビデオ通話:約150時間 | 高画質動画の再生:約2時間30分 標準画質動画の再生:約4時間 ホームページの閲覧:約11,000回 メール・LINEメッセージの送受信:約3,333回 LINEの音声通話:約66時間30分 LINEのビデオ通話:約5時間 |
※高画質動画の再生はYouTubeで「HD高画質(720P)」で再生した場合です。
WiMAXではホームページやLINEのやり取りぐらいでは速度制限を受けず、毎日5時間以上も高画質でネット動画を見ない限りは対象になりません。
NEXTmobileでは最大容量の50GBプランに契約しても1日に高画質動画を見られる時間は約2時間半だけなので、他のホームルーターと比べると使いづらいです。
無制限で使えるホームルーターの比較
ここでご紹介している3種類のホームルーターには、利用料金や回線品質などにも違いがあります。
ホームルーター3種類のサービス内容を比較表にまとめてみました。
サービス名 | ソフトバンクエアー | WiMAX | NEXTmobile |
月額料金 | 【端末購入】 4,880円 【端末レンタル】 5,370円 | 4,380円 | 【20GBプラン】 1~24ヶ月目:2,760円 25ヶ月目以降:3,695円 【30GBプラン】 1~24ヶ月目:3,490円 25ヶ月目以降:3,695円 【50GBプラン】 1~12ヶ月目:3,490円 13~24ヶ月目:4,880円 25ヶ月目以降:5,815円 |
セット割の有無 | ソフトバンクのスマホとのセット割有り | auのスマホとのセット割有り | 無し |
利用可能なデータ容量 | 無制限 | 無制限 | 20GBプラン:20ギガ/月 30GBプラン:30ギガ/月 50GBプラン/月 |
提供エリア | 全国 | 全国 | 全国 |
最大通信速度 | 下り:481Mbps 上り:15Mbps (一部エリアでは下り速度が最大962Mbps) | 下り:867Mbps 上り:75Mbps | 下り:150Mbps 上り:50Mbps |
速度制限の内容 | 夜に回線混雑を緩和するための速度規制 | 直近3日間で10ギガを使った際の速度制限 | プランが定めたデータ容量の 使い切りによる速度制限。 |
口コミでの評価 | ◯ | ◯ | △ |
どのホームルーターを選ぶべきかの基準は、どのキャリアでスマホを使っているか、回線の品質と速度制限の優しさです。
利用料金の安さはどこでスマホを使っているかで決まる
低料金で利用できるホームルーターを契約したい場合、どの携帯会社でスマホを使っているかがポイントになってきます。
ソフトバンクでスマホを使っている人なら、ソフトバンクエアーがおすすめです。
ソフトバンクエアーではソフトバンクのスマホ代が安くなる「おうち割光セット」が受けられるからです。
おうち割光セットを受けると毎月ソフトバンクのスマホが1台あたり500円から1,000円安くなるうえに、最大10台まで割引を適用できます。
auでスマホを使っている人には、「auスマートバリューmine」が受けられるWiMAXがおすすめです。
auスマートバリューmineを受けると、auのスマホ代が500円から1,000円安くなります。
ただ、割引が受けられるスマホは1台のみです。
ドコモのスマホ代が安くなるホームルーターはないので、ドコモユーザーの人は機能性の良さだけを基準にして契約先を選ぶといいでしょう。
ネクストモバイルにはセット割がなく、50GBプランを契約すると基本料金が他の2社よりも割高になるので、コスト面ではおすすめできません。
20GBプランや30GBプランの月額は他社よりも安めですが、利用できるデータ容量が少なくなるので、自分がどれほどネットを使うかを予測して慎重な検討が必要です。
通信速度と速度制限の条件はソフトバンクエアーが良好
機能性の良さで考えると、もっとも良いのはソフトバンクエアーです。
ソフトバンクエアーは3種類のホームルーターのなかでもっとも通信速度が速く、速度制限の内容も厳しくないからです。
ソフトバンクエアーの速度制限はとても緩く、毎晩に下り速度が5~7Mbpsになる程度です。
先ほどもご説明しましたが、5~7Mbpsも出ていれば高画質の動画が見られるので、速度制限を受けていると感じるほど不便にはなりません。
WiMAXも通信速度の速さがトップクラスで、直近の3日で10ギガを使わなければ速度制限がかからない条件こそありますが、いざ速度制限を受けると高画質での動画視聴はできないので不便さを感じます。
NEXTmobileのホームルーターは一ヶ月に利用できるデータ容量に20ギガから50ギガまでの限りがあるうえに、プランが決めたデータ容量を使い切ると月末までホームページすら見られなくなるので選択肢に入れるほど魅力とはいえません。
ホームルーター3種の口コミでの評価
実際にホームルーターを利用した人からの評判がどうなのか気になっている人は多いのではないでしょうか?
3種類それぞれの口コミによる評判を調べてみましたが、通信速度にまつわる声がほとんどでした。
ソフトバンクエアーの通信速度は概ね好評です。
softbankAirターミナル4に変えた。
以前の倍近く速度出てる。#Airターミナル4 pic.twitter.com/AVcrl0ISxe— みっしー (@EyzKr) July 9, 2019
実家のYahooADSL回線が田舎なので元々遅かった(だいたい1Mbps)のが劇遅になったというのでSoftbank Airにした。
kbpsからMbpsになった。
なんかモデム回線並みの速度になってたんだな。 pic.twitter.com/UqKNlrIHUp— rakou (@rakou) June 15, 2019
ただ、置き場所が悪いと規制がかかる夜に動画が見られなくなるほど低速になる恐れがあるので、窓際などに設置するのが好ましいです。
わし、ついにSoftBank Airの設置場所を変え、メインで使用する場所までのLAN工事を決意する。リビングに設置するとSoftBank Airは通信速度ADSLよりかなり遅くなります。
— the sho(ザ・ショー) (@the_show_xxx) September 3, 2019
WiMAXのホームルーターも通信速度が速いと評価されています。
GMOとくとくBB Wimax Huawei Home Wi-Fi L02
まぁまぁな速度だな、、、#wimax #huawei #uqwimax #uq #gmo #l02 #速度測定 #wifihome pic.twitter.com/vnvUcZD2Ph
— 直斗 (Naoto) – TFCC損傷再発 (@theft0513) July 18, 2019
WiMAXのホームルーターSpeed Wi-Fi HOME L02契約したので参考に今測った速度貼っときます(ハイスピードモード) pic.twitter.com/1kGBNwNYib
— やぎり (@yagiri_pg) May 6, 2019
ただ、3日で10ギガなんてすぐに使ってしまうと体感している人をしばしば見かけます。
単身赴任用に契約したホームルーター HOME L02が届いた。うーん、もはや通信量を5GB使ってしまったぞ!3日で10GBなんてすぐ使っちまうだろ!速度制限待ったなし
— ゆゆち@STARDUST (@yk_stardust) February 14, 2019
WiMAXでは速度制限を受けても標準画質設定で動画を再生できますが、高画質のネット動画を1日5時間以上も再生する可能性がある人や、常に高画質で動画を見たい人はソフトバンクエアーを契約したほうが無難です。
NEXTmobileのホームルーターは最大通信速度がもっとも遅い仕様となっていますが、口コミを見る限り実効速度は意外と悪くありません。
先週金曜日にエディオンネットのWiMAX2+を初期解約制度で解約、
その直前に申し込んでおいたネクストモバイルの端末がようやく今日届いた
オンラインでの評価よりは到着が遅く感じたけど、回線は評判通り早かった#ネクストモバイル
下り速度が40Mbs超えって初めての経験 pic.twitter.com/SIIESNGc8n— 六上由 (@mukami_yuu) February 19, 2019
しかし、速度制限を受けたときの使い心地は不評です。ネクストモバイルで速度制限を受けると何もできなくなるからです。
ネクストモバイルが通信制限かかってしもてiTunesにコンパクトディスクを取り込もうとしてもトラック名が取得できない…しにたい…
— →きょーへいへい← (@kyonkyonism) May 25, 2018
通信速度はどのホームルーターも速いので、機能性を重視して選ぶとなると速度制限の条件や内容がポイントになってきます。
無制限で使えるホームルーターのおすすめランキングとお得な契約先
サービス内容や口コミの評判をもとに、3種類のホームルーターをランキング付けしてみました。
利用料金の安さを重視すると人によって順位は変わってきますが、通信速度や速度制限を考慮するとランキングは以下の通りになります。
あわせてお得に契約できる窓口もご紹介します。
1位 速度制限が緩いソフトバンクエアー
使いやすさで考えると、ソフトバンクエアーが最もおすすめしやすいホームルーターです。
ソフトバンクエアーを一番におすすめするのは、速度制限が厳しくないからです。
ソフトバンクエアーには毎日20時から深夜1時まで速度規制がかかるデメリットこそありますが、5~7Mbpsほどの速度が出るからです。
5~7Mbpsも出れば高画質設定でネット動画が見られるので、ソフトバンクエアーは実質使い放題のホームルーターといっても過言ではありません。
午前中や昼間も10Mbpsを超える速度が出るので、基本的な性能も抜群です。
利用料金の安さも優秀で、先ほどご紹介したおうち割光セットを受けられれば最安値のホームルーターになります。
おうち割光セットが受けられないソフトバンク以外のスマホユーザーの人でも、代理店で契約すればキャッシュバックをもらって負担する費用を節約できます。
ソフトバンクエアーの代理店であるNEXTのサイトで申し込めば、3万円以上の高額キャッシュバックをもらって負担する費用が大幅に安くなります。
2位 3日で10ギガの制限を受けても動画が見られるWiMAX
ソフトバンクエアーの次におすすめなのはWiMAXです。
WiMAXでは直近の3日に10ギガを使わない限りは速度制限がかからず、速度制限を受けたとしても標準画質設定で動画再生が可能です。
auのスマホを使っていれば毎月500円から1,000円ものセット割が受けられるのでコスト面も悪くありません。
GMOとくとくBBで契約すれば3万円の高額キャッシュバックも受けられるので、利用料金の安さだけをポイントにするならWiMAXは魅力的です。
ただ、ソフトバンクエアーと違って速度制限を受けると高画質の動画再生はできなくなるので、使いやすさを基準にすると優先順位は2番目になります。
3位 大容量通信できるNEXTmobile
最も優先順位が低いのはNEXTmobileのホームルーターです。
NEXTmobileでは毎月20GBから50GBもの通信が可能ですが、ソフトバンクエアーやWiMAXと比べると利用できるネットの量が少なくなるので一概におすすめはできません。
おすすめできるとしたら動画を見る時間が1日1時間半未満で、ウェブサイトの閲覧やLINEのやり取りがメインの人ぐらいです。
最も容量が大きい50GBプランにいたっては他のホームルーターよりも利用料金が高くなります。
頻繁に動画を見る人はソフトバンクエアーやWiMAXを検討してみましょう。