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出かけるときは通信制限を避けるためにフリーWi-Fiを活用したいですよね。
しかし、フリーWi-Fiの使い心地が悪く感じたり、接続できない事態に出くわして困った経験を持っている人は少なくないと思います。
ここでは、公共フリーWi-Fiの速度が遅い、つながらないときの原因と対処法を解説していきます。
フリーWi-Fiがつかえないときの対処法を身に付けたい人はぜひご覧ください。
目次
フリーWi-Fiの速度が遅い3つの原因と対処法
フリーWi-Fiに接続できている状態で通信速度が遅いときは、自分のデバイスがWi-Fiのどちらかに原因があります。
デバイスの不具合
フリーWi-Fiの通信速度が遅いときは、スマホやパソコンに不具合が起きていないか確認してみましょう。
スマホやパソコンに不具合が起きて通信速度が遅くなるパターンは、フリーWi-Fiだけでなく自宅のWi-Fiを使っているときもよく起きます。
スマホやパソコンは電源を切らずに使い続けると動作ログが溜まり、動作が不安定になります。
ただ、再起動をさせれば蓄積されたログが消えて動作が安定します。
通信速度が遅いと感じたときは、最初にデバイスを再起動させてみましょう。
フリーWi-Fiの仕組みに問題がある
そもそもフリーWi-Fiの仕組みに問題があって通信速度が安定しない場合もあります。
フリーWi-Fiの仕組みには2つのパターンがあります。
1つめは固定回線を導入してWi-Fiを発信するパターンです。
2つめは回線を導入せずにモバイル用の回線を受信するルーターを設置してWi-Fiを飛ばすパターンです。
1つめのパターンで設置されてフリーWi-Fiは安定性の高い固定回線が大もとなので、通信速度が遅くなりにくいです。
2つめのパターンで利用するモバイル回線は線ではなく電波なので、固定回線と比べると通信状態が不安定になり速度が落ちやすいです。
つまり、フリーWi-Fiの通信速度が遅いときは、2つめのパターンで導入されている点が原因とも考えられるわけです。
通信状態が安定しにくい仕組みでフリーWi-Fiを利用して通信速度が遅いと感じる場合、対処のしようがないので自前の4G回線を使うしかありません。
利用者が増えてWi-Fiが混雑している
1つのフリーWi-Fiに同時で接続できるデバイスの数には上限があります。
上限は設置されているフリーWi-Fiの種類によりますが、50台までになっている場合が多いです。
上記の状況で50台以上の人が1つのフリーWi-Fiに接続すると、通信が混雑して速度が遅くなります。
同時に1つのフリーWi-Fiに接続している人が多すぎる場合、通信の混雑が混和されるのを待つしかありません。
フリーWi-Fiがつながらない・使えない7つの原因と対処法
フリーWi-Fiがつながらないときは、ユーザー側かフリーWi-Fiのどちらかに原因があります。
ユーザー側に原因があれば自分で対処できますが、フリーWi-Fiに原因があれば自分で対処はできません。
提供事業者と契約していない
フリーWi-Fiは基本無料で提供されていますが、なかには有料で提供されているものもあります。
有料のフリーWi-Fiを利用するには、提供事業者と契約して利用料金を支払わなければいけません。
使いたいフリーWi-Fiに接続できないときは、そのWi-Fiが無料で提供されているものなのか調べてみましょう。
Googleなどで接続したいWi-FiのSSIDを入力して検索すれば、提供事業者の公式サイトにアクセスして無料で利用できるのか確認できます。
認証設定の誤り
フリーWi-Fiは無料で利用できるサービスですが、接続するには認証設定をする必要があります。
フリーWi-Fiに接続できないときは、ブラウザを起動してログイン画面が表示されないか確認してみましょう。
ログイン画面が表示される場合、IDとパスワードを入力して認証を完了しなければいけません。
※FREE Wi-Fi PASSPORTに接続するときに表示されるログイン画面。
フリーWi-Fiを利用するときは、基本的に提供事業者の公式サイトで発行したIDとパスワードを使って認証を行います。
ただ、携帯電話キャリアが提供するフリーWi-Fiを利用する場合は方法が異なります。
自社ユーザーに向けて無料で提供されているソフトバンクとauのWi-Fiスポットは、定められた設定をしておかないと利用できません。
ドコモのWi-FiスポットはSIMカードで認証を行うので設定をする必要がありません。
しかし、古い機種のスマホを利用していると設定が必要な場合があります。
デバイスの不具合
いつも利用しているフリーWi-Fiにつながらないときは、デバイスの不具合が起きていないかを疑ってみましょう。
デバイスの不具合は通信速度の低下だけでなく、フリーWi-Fiに接続できない症状を引き起こす要素にもなるからです。
デバイス側の不具合が原因の場合、再起動させれば症状を解消できます。
IDとパスワードの有効期限が切れている
デバイスに不具合が起きていなければ、ログインするときに利用するIDとパスワードの有効期限が切れていないか確認してください。
提供事業者によっては、IDとパスワードに有効期限を設けている場合があります。
IDとパスワードに有効期限があるのかは、フリーWi-Fiを提供する事業者の公式サイトを見れば確認できます。
有効期限が切れていれば、提供事業者の公式サイトで新しいIDとパスワードを発行してください。
利用者が増えてWi-Fiが混雑している
フリーWi-Fiの通信速度が低下する原因である利用者の増加は、接続できない原因の1つでもあります。
同時に利用している人が多くてフリーWi-Fiに接続できない場合も、混雑が緩和されるのを待つしかありません。
設置されているルーターの不具合
可能性は高くありませんが、店舗や施設に設置されているルーターに不具合が起きている場合もあります。
ルーターに不具合が起きている場合、設置店舗のスタッフに再起動をお願いするぐらいしか対処法はありません。
回線の通信障害
発生した事例はあまり見ませんが、フリーWi-Fiの大もととなる回線に起きた通信障害が原因の場合もあります。
大もとの回線に通信障害が起きている場合、復旧するのを待つしかありません。
まとめ
フリーWi-Fiの通信速度が遅い、つながらないときは最初にデバイスを再起動させてみましょう。
デバイスを再起動させても通信速度が遅い場合は、設置されているフリーWi-Fiの仕組みが悪いか、同時に利用している人が多いことが原因です。
その場合は、自分で対処できません。
フリーWi-Fiに接続できないときは認証方法に問題がないか、IDとパスワードの有効期限が切れていないか確認してください。