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さまざまな映画やドラマ、バラエティ作品が配信されているアマゾンプライムビデオをテレビで見たいと思っている人は多いのではないでしょうか?
テレビでのアマゾンプライムビデオの視聴は簡単にできます。
方法も4種類あるので、自分の環境にあわせた手段が選べますが、画質の良さを引き出すには回線の品質が求められるので注意が必要です。
ここではテレビでアマゾンプライムビデオを見る方法はランキング形式で4つご紹介します。
テレビでアマゾンプライムビデオを見たい人だけでなく、他の動画配信サイトを視聴したい人もぜひご覧ください。
目次
アマゾンプライムビデオをテレビで見るために必要な環境の仕組み
テレビでアマゾンプライムビデオを見るためにはインターネット回線が必須で、対応の周辺機器も利用します。
用意するべき機器はさまざまで、自分の環境や好みにあったものが選べます。
テレビでアマゾンプライムビデオを見る方法は3つある
アマゾンプライムビデオで配信されている映画やドラマをテレビで見る方法は、大きく分けると以下の3つあります。
- インターネット接続が可能なスマートテレビを利用する
- テレビにAndroidTV対応のスマートボックスかChromecast・AppleTVなどを接続する
- インターネットへ接続可能なスマホやiPhoneの画面をテレビに映す(パソコンも可能)
①はインターネット通信に対応のテレビでアマゾンプライムビデオを視聴する方法で、対応テレビを用意するだけと簡単です。
②は利用しているテレビがインストール非対応でもアマゾンプライムビデオが見られる方法で、テレビにつなぐ機器が再生動画を映し出してくれます。
③の方法ではスマホやiPhone側で利用中のLTE回線を使えばアマゾンプライムビデオの動画をテレビに映せます。
しかし、速度制限のデメリットがあるので、光回線を契約したうえでWi-Fi環境を作っておいたほうがいいでしょう。
アマゾンプライムビデオをテレビで見るには高品質な回線が必要になる
どの方法を使うとしても、快適にアマゾンプライムビデオの配信作品をテレビで見るには利用するインターネット回線の品質が重要視されます。
アマゾンの公式サイトのヘルプ&カスタマーサービスを調査したところ、プライムビデオで配信されている映像作品を見るには画質別で以下の通信速度を推奨しているとのことでした。
画質 | 必要な速度 |
SD画質(標準画質) | 0.7Mbps |
HD画質(高画質) | 3.5Mbps |
4K(最高画質) | 15Mbps |
アマゾンプライムビデオでは4K画質での推奨速度は15Mbpsとしていますが、他の動画サイトには25Mbpsを推奨しているところもありました。
そのため、4K画質設定で動画を見るなら、25Mbps以上の速度が出せるネット環境を用意しておくのが無難です。
インターネット回線には以下4つの種類があり、それぞれ通信速度の速さや安定性に違いがあります。
- 光回線
- ホームルーター
- モバイルルーター
- スマホ用のLTE回線
4種類の回線の最大通信速度を表にまとめて比較してみます。
回線種別 | 最大通信速度 |
光回線 | 1Gbps以上 |
ホームルーター | 867Mbps |
モバイルルーター | 867Mbps |
スマホ用のLTE回線 | 225Mbps |
理論上ではどのインターネット回線を選んでもアマゾンプライムビデオで配信中の見られることになりますが、通信速度が安定するかに違いがあります。
ホームルーターとモバイルルーター用のモバイル回線とLTE回線は、基地局から発信される電波の状態で良いかで通信速度が左右されるため安定性が乏しく、動画を見すぎると速度制限がかかるデメリットまであります。
4つの回線に設けられている速度制限の内容も表にまとめました。
回線種別 | 速度制限に該当する条件 | 制限時の通信速度 | 速度制限がかかる時間 |
光回線 | 速度制限なし | – | – |
ホームルーター | ソフトバンクエアー:基本的になしだが、夜に速度規制あり WiMAX:直近の3日で10ギガの消費 | ソフトバンクエアー:5~7Mbps WiMAX:1Mbps | ソフトバンクエアー:毎日夜20時から深夜1時まで WiMAX:直近3日で10ギガを消費した翌日の18時から深夜2時 |
モバイルルーター | 直近の3日で10ギガの消費 | 1Mbps | 直近3日で10ギガを消費した翌日の18時から深夜2時 |
スマホ用のLTE回線 | 契約プランで決められているデータ容量の使い切り | 最大128Kbps | 月末まで |
テレビだけでなくスマホやタブレットから視聴する場合でも、速度制限がかかったモバイルルーターやホームルーター、LTE回線ではアマゾンプライムビデオではSD画質での動画再生は可能です。
しかし、モバイル用の回線は電波の状態で速度が変動するので、必ずしも速度制限を受けたときにSD画質での再生ができるとは限りません。
速度制限を受ける条件も厳しく、アマゾンプライムビデオで4K画質の動画を1時間見るだけで約6GB弱も消費するので、少しでも長く動画を再生するには画質設定を落とす必要があります。
LTE回線の速度制限は特に厄介で、受けるとYahoo!ニュースなどのウェブサイトの読み込みすらままならないほど低速になり、実質的にインターネットが使えません。
さらに月末まで速度制限は継続されます。
以上の条件を踏まえると、テレビでアマゾンプライムビデオの配信動画を見るなら光回線を使うのが理想的です。
アマゾンプライムビデオをテレビで見る簡単な方法ランキング
テレビでアマゾンプライムビデオを見る方法は3つとご説明しましたが、細かく分けると4種類あります。
アマゾンプライムビデオを最も快適に見られるものから順番に4種類の方法をご紹介します。
1位 スマートテレビを使う
アマゾンプライムビデオをテレビで見たい人に最もオススメなのは、スマートテレビを使う方法です。
スマートテレビとはインターネット通信対応のテレビで、Wi-Fiなどで回線に接続すればアマゾンプライムビデオなどのさまざまな配信サイトの動画が視聴できるアイテムです。
すでにインターネット通信に非対応のテレビを使っている場合、スマートテレビの利用は買い換えが発生するので、手間や費用を考えると新居への引越しなどの事情が伴わない限りは現実味のある方法ではありません。
スマートテレビの利用はテレビの買い換えを考えている人に向いた手段というわけです。
それでもスマートテレビの利用を1位にしたのは、アマゾンプライムビデオが4K画質対応の動画配信サービスだからです。
今や4Kはスマホやタブレットでも再生が可能ですが、より鮮明な画質で見るならテレビでの再生がベストです。
スマートテレビの販売価格の振れ幅は広いですが、HD画質対応モデルですら最低でも25,000円ほどで安いとはいえません。
4K動画対応モデルだと5万円から10万円以上と高額ですが、費用対効果を感じるほど鮮明でダイナマックな画質でドラマや映画などの作品が見られます。
設定方法も簡単で、後ほどご紹介するAndroidTVとほとんど同じ流れ(AndroidTV内蔵テレビも販売されています)です。
2位 Android TV・Choromecast・Apple TVを使う
利用しているテレビがインターネット通信に非対応で、スマートテレビへの買い換えは難しいのであれば、AndroidTV対応スマートボックス(以下、AndroidTV)やChromecast、AppleTVなどの購入を検討してみましょう。
AndroidTVなどの機器はインターネットの利用画面をテレビに映すアイテムなので、大画面でアマゾンプライムビデオを見るには最適です。
買ったあとに設定する必要こそありますが、接続方法は簡単でテレビのHDMI端子へつなぐだけです。
もちろん4K対応モデルも販売中なので、アマゾンプライムビデオの高画質を最大限引き出したい人は検討してみるといいでしょう。
アマゾンプライムビデオをテレビで見る人にオススメなのは、Android TV対応のスマートボックスやFire TV Stick 4Kです。
AndroidTV対応スマートボックスとFire TV Stick 4KhはApple TVよりも値段が安いからです。
AndroidTVをはじめとしたテレビ向けインターネット機器の販売価格をまとめました。
製品種別 | 販売価格 |
AndroidTV対応スマートボックス(Timmery h96 max) | 6,957円 |
Chromecast | 1,998円 |
Fire TV Stick | 4,980円 |
Fire TV Stick 4K | 6,980円 |
AppleTV HD(32GBのみ) | 16,441円 |
AppleTV 4K(32GB) | 20,606円 |
AppleTV 4K(64GB) | 22,689円 |
※2019年9月時点でのAmazonでの販売価格です。
比較表を見て通り、AndroidTVやFire TV Stick 4Kの販売価格はAppleTV より比べてかなり安めです。
ネット動画を再生するときの画質も充分高いので、テレビでアマゾンプライムビデオを見るための通信機器を探すときの最有力候補といえるでしょう。
ただ、Fire TV Stickシリーズは以前にGoogle関連アプリが利用できなくなった前歴があるので、他の動画配信サイトの利用も考えている人は要注意です(2019年7月にYouTubeアプリは利用できるようにはなっています)。
簡単に設定をすませたい人がテレビ用の通信機器を選ぶならオススメはAndroidTVです。
AndroidTVをインターネットに接続するときは、最初にテレビのHDMI端子につないでから画面にメニューを表示させ、リモコン操作で下部にある「ネットワーク設定」を選びます。
次の画面でいつも利用しているWi-Fiへ接続すれば、インターネットへの接続設定は完了です。AndroidTVでは有線接続も可能です。
引用元: https://www.sony.jp/ServiceArea/impdf/pdf/45709020M-JP.pdf
インターネットへの接続が完了したあとは、スマホなどでGoogleアカウントを作成してから(すでに持っている人は作成の必要なし)Google Play Storeにログインしてアマゾンプライムビデオのアプリをダウンロードします。
(あらかじめインストールされている場合もあります)
引用元: https://www.sony.jp/ServiceArea/impdf/pdf/45709020M-JP.pdf
アマゾンプライムビデオのアプリをインストールできれば、起動してからログインすればテレビでの動画再生ができるようになります。
AndroidTVなどの機器を買うときは、それぞれのアイテムが対応しているインターネットへの接続方式も確認してください。
ほとんどの機器はWi-Fi通信に対応していますが、有線接続の対応しているのはAndroidTVとAppleTVのみです。
製品種別 | 対応接続有無 |
AndroidTV対応スマートボックス | Wi-Fi・有線 |
Chromecast | Wi-Fiのみ |
Fire TV Stick | Wi-Fiのみ |
AppleTV | Wi-Fi・有線 |
テレビでアマゾンプライムビデオを見るための通信機器を使うには、Wi-Fi環境が必須だと考えておきましょう。
3位 変換アダプターやHDMIケーブルでスマホやiPhoneをテレビにつなぐ
簡単にアマゾンプライムビデオをテレビで見たいと思っている人には、専用の変換アダプターや変換ケーブル、HDMIケーブルを使ってスマホやタブレットをテレビにつなぐ方法がオススメです。
Amazonなどの通販サイトや家電量販店ではスマホやiPhoneをテレビのHDMI端子に接続できる変換アダプターや変換ケーブルが販売されています。
値段も1,500円から2,000円と手が出しやすいです。
上記のアイテムを使えばスマホやiPhone、タブレットをテレビにつなぐだけでアマゾンプライムビデオをテレビで見られるようになります。
すでにスマホなどにアマゾンプライムビデオのアプリをインストールしてログインを済ませておけば、細かい設定をする必要もないので、一番気軽に手が出せる手段といえます。
ただ、利用しているスマホやタブレットが4K未対応だと、アマゾンプライムビデオの画質の良さを最大限に引き出せないので、古いモデルを利用している人は機種変更や他の方法も検討してみましょう。
HDMIケーブルを使って4K対応のパソコンをテレビにつなぎ、パソコン側で再生しているアマゾンプライムビデオの配信動画をテレビに映す方法もあります。
4位 スマホやiPhoneの画面をWi-Fi対応テレビへミラーリングする
スマホやiPhoneの画面をWi-Fi接続に対応のテレビにミラーリングするのも一つの方法ですが、あまりおすすめはできません。
ミラーリングができる環境があるなら、テレビに接続している機器を使うだけでアマゾンプライムビデオの動画再生が可能だからです。
スマホの画面をテレビにミラーリングする方法は以下の状況で行えます。
- テレビ側にAndroidTVやFire TV Stick 4K、AppleTV などを接続している
- AndroidTV内蔵のテレビを利用している
AndroidTVやFire TV Stick 4kがある状況ではミラーリングを使わずにアマゾンプライムビデオの動画をテレビに映し出せるので、わざわざスマホやiPhoneの画面をテレビに映す必要がありません。
設定方法も面倒なうえに、Wi-Fiの通信状態が不安定になると映像がカクついてしまう短所もあるので、基本的にミラーリングは選択肢に入れないほうがいいでしょう。