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悩みに悩んで購入し、長い間愛用するタブレット。
しかし、そんなタブレットとお別れするときは必ずやってきます。
タブレットも家電の一つなので、寿命があります。
寿命を待たずして、端末が故障してしまい処分せざるを得なくなることも少なくありません。
しかし、タブレットの廃棄方法はどのようなにすればいいのか、知識のある人はいないのではないでしょうか?
タブレットは一見、何もせずに廃棄してもいいと思いがちです。
しかし、廃棄する前に必ず行わなければいけない手順があります。
そこで、ここではタブレットを廃棄する手順を詳しく解説します。
目次
タブレットを廃棄する前に。ベスト選択はどれなのか解説!
まず、そもそも使わなくなったタブレットは廃棄することが本当に正しい選択なのでしょうか?
状況によっては廃棄が必ず正しい選択だとは限りません。
シチュエーション別にベストな立ち回り方法を覚えましょう。
携帯電話ショップで購入した場合、下取りに出す方法がある
今やタブレットは携帯電話ショップで購入することが一般的になりました。
携帯電話ショップで購入した場合、回線契約が伴うのでスマートフォンと同じように機種変更手続きができます。
機種変更手続きをする場合、使わなくなったタブレットは下取りに出すことで24ヶ月の間に割引が入り、月額料金が安くなるのです。
しかし、下取りに出す機種によって金額が異なります。
たとえばSoftBankでiPadを機種変更した場合の金額を参考にしてください。
なお、SoftBankは新規契約でも使わなくなったiPadを下取りに出すことができます。
※金額は2017年6月現在のものです。
セルラーモデル | Wi-Fiモデル | 他社のiPad | |
iPad Air2 | 1,000円 | 900円 | 1,000円 |
iPad mini3 | 700円 | 600円 | 700円 |
iPad Air | 600円 | 500円 | 600円 |
iPad mini2 | 400円 | 300円 | 400円 |
iPad Rerina ディスプレイモデル | 300円 | 200円 | 300円 |
iPad mini | 200円 | 100円 | 300円 |
iPad 第3世代 | 200円 | 100円 | |
iPad2 | 200円 | 100円 | |
iPad | 100円 | 100円 |
携帯電話ショップの下取りのメリットは、月額料金の割引以外にもあります。
それは下取り審査の低さ。
以前は下取りに出すときは、画面割れなどの故障がない端末に限られていました。
しかし、その下取り基準も緩和傾向にあり、操作ができる画面割れであれば下取りを受け付けてくれます。
また、使わなくなったタブレットを友人の方に譲るというのも良いでしょう。
金銭のやりとりをするか否かは自己責任でお願いします。
個人間でトラブルにならないようにしてくださいね。
リサイクルショップに出すほうが良い状況
先ほどの表を見て気づいた方もいると思いますが、下取りは主にiPadがメインになっています。
よってAndroidタブレットは対象機種になりません。
携帯電話会社で下取りができない場合、自ずとリサイクルショップで売ることがベスト選択になると言えます。
もちろん携帯電話ショップで機種変更を行わない場合も同じでしょう。
たとえばGEOでタブレットを売る場合、Androidタブレットの旧機種でも最低1,000円~の買い取りが可能です。
しかし携帯電話ショップの下取りと違い、故障端末は一切買い取ってくれません。
廃棄はタブレットが操作不能な故障の場合のみの方法
タブレットを廃棄する手段はあくまで最終手段です。
以下の項目を全て満たした場合、タブレットは廃棄せざるを得ません。
- 携帯電話ショップで下取りが出せない機種だった場合
- 携帯電話ショップでタブレットを機種変更しない場合
- 端末が故障している場合
タブレットを廃棄する方法は自分だけとは限らない!あらゆる方法を紹介!
タブレットを廃棄する方法は、端末が壊れているか否かで手順が異なります。
タブレットが壊れていない場合は、廃棄する前に準備が必要
さきほども述べましたが、タブレットは多くの個人情報が詰まっています。
使わなくなったタブレットをどのような方法で処分するにも、端末の初期化が必ず必要です。
また携帯電話ショップの下取り手続きも、端末の初期化を行い個人情報が残っていないことが条件になっています。
といっても、端末の初期化する方法がわからない人が多いのではないでしょうか?
iPadに搭載されている「iOS」をもとに方法を解説します。
まず設定画面を開き、「一般」をタップしてください。
「一般」をタップしたら、一番下にある「リセット」をタップしましょう。
つづいて、上から2番目の「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップしてください。
そうすると、iPadに設定しているパスコード入力を求められます。
パスコードを入力すると、このようなメッセージが表示されます。
「iPhoneを消去」(iPadの場合、「iPadを消去」)をタップしたあとに、Apple IDのパスワードの入力が求められます。
Apple IDのパスワードの入力をすれば端末の初期化が行われます。
細かいところは異なりますが、Androidタブレットも基本手順は同じです。
タブレットが壊れていない場合は、この手順が必ず必要なので覚えておきましょう。
タブレットが壊れた場合の廃棄方法は以下の3つ!個人情報が安心できる方法を選ぼう!
タブレットが壊れてしまった場合の廃棄方法は大きく分けて4つあります。
- 携帯電話ショップに回収してもらう
- メーカーに回収してもらう
- 各地方の自治体に回収してもらう
- 家電などの回収してくれるサイトに依頼する
携帯電話ショップに回収してもらう方法がもっとも無難
docomoなど携帯電話会社大手のショップは、全ての店舗で不要になった携帯電話やタブレットを無差別に回収してくれます。
データの初期化をする必要もありません。
携帯電話ショップはケータイパンチで回収した端末に穴を空けることで、端末の操作を一切できないようにしたうえで処分してくれます。
データが残っているタブレットも、安心して出すことができますね。
携帯電話ショップは自社製品以外の不要になった端末も回収してくれます。
また回収費用も一切かからないため、もっとも現実的な廃棄方法と言えるでしょう。
メーカーに回収してもらう
メーカーによっては、タブレットをパソコン扱いとして回収してくれるところがあります。
AppleはiPadをノートパソコン扱いでリサイクル回収をしています。
端末に個人情報が残っていても、メーカーが回収してくれるので心配する必要もないでしょう。
しかし、全てのメーカーがタブレット端末を回収してくれるわけではありません。
使わなくなったタブレットのメーカーを確認し、メーカー側に回収が可能か問い合わせる必要があります。
各地方の自治体に回収してもらう
各地方の自治体で、小型家電回収ボックスや粗大ゴミ扱いでタブレットを廃棄することができます。
廃棄方法は自治体によって異なるため、在住する地域の自治体に確認しておきましょう。
自治体によっては廃棄費用が請求されることもあります。
なお、端末に残っているデータは自己責任になるため、個人情報に対するリスクが拭えません。
家電などの回収してくれるサイトに依頼する
パソコンなどの使わなくなった家電を、宅配や郵送回収してくれる業者があります。
端末の送料が無料になるキャンペーンを行っている場合も。
「タブレット 処分」で検索すると以下のサイトが出てきます。
端末に残ったデータも消去してくれるため、もっとも安心できる選択肢と言えるでしょう。
しかし、故障したタブレットも回収してくれますが、画面が割れているタブレットは回収できないところが難点です。
タブレットを廃棄するときに注意したい点。個人情報は気にしよう!
個人情報などのデータが保管されているのは、タブレットの中だけとは限りません。
タブレットの中をよく見ると、意外な盲点があります。
また、個人情報以外にも行っておきたい手順もあるので、忘れないようにしましょう。
iPadはアクティベーションロックも解除が必要
iPadを処分する場合、初期化だけでなくアクティベーションロックを解除する必要があります。
アクティベーションロックがかかっていると、初期化した状態でも初期設定をする際に前の所有者のApple IDとパスワードの入力を求められてしまいます。
初期化するとともに、同じApple IDを使用するiPhoneなどのデバイスから解除しておきましょう。
iPhoneからの場合、「設定」から解除することができます。
設定画面一覧の一番上の項目をタップしてください。
そうすると、同じApple IDを使用しているデバイス一覧が表示されます。
この中から処分する端末をタップしましょう。
ここでは「iPad Air2」をタップします。
「iPad Air2」のデバイス情報が表示されるので、一番下の「アカウントから削除」をタップしてください。
これでアクティベーションロックは解除できます。
これはリサイクルショップで買い取りをしてもらう場合、特に必要です。
携帯電話ショップへ下取りや廃棄をする場合は、必要ありませんが覚えておいて損はありません。
Androidタブレットは、SDカードとSIMカードを差しっぱなしではないか確認を!
Androidタブレットは多くのモデルがSDカードを利用できます。
SDカードはタブレットの中に保存している写真や動画などを保存できる便利なものですが、SDカードを差したまま廃棄してしまったという事例が少なくありません。
SDカードまで廃棄すると、保管しておきたかったデータを失うだけでなく、誰かしらにSDカードに入っているデータを悪用される恐れもあります。
廃棄する前に、本体に何かしら挿入したままでないか確認しておきましょう。
さらに携帯電話ショップで回線契約したタブレットは、回線を使用するSIMカードが差し込まれています。
このSIMカードは回線に割り当てられた番号データが入っており、これも立派な個人情報です。
廃棄する前にSIMカードもシュレッダーにかけるなど、処分しておきましょう。
まとめ
タブレットを処分する場合、もっとも注意しなければいけないのは個人情報です。
携帯電話ショップに下取りに出す、もしくはリサイクルショップに売る場合はタブレットに保存するデータを全て消去しなければいけません。
しかし、故障したタブレットを廃棄する場合は端末に保存したデータを消去することができません。
故障した端末の処分方法は、携帯電話ショップに回収してもらうことがもっとも無難な選択です。
端末自体に穴を空け、データの取り出しを不可能にするためもっとも安心できる方法と言えるでしょう。
もっとも個人情報が流出しにくい方法を選んでくださいね。