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今のインターネット回線は携帯電話キャリアによるサービス、その中でもauひかりとソフトバンク光が人気を集めています。
しかし、auひかりとソフトバンク光にはどのような違いがあるのかわからない人は多いのではないでしょうか?
auひかりとソフトバンク光は根本的にサービス内容が異なるので、どちらを選ぶべきか考えるポイントがいくつもあります。
人それぞれのタイプでどちらのサービスを選ぶかが変わってきます。
ですので、具体的な違いを知ってauひかりとソフトバンク光のどちらを契約したほうがいいのか考える必要があります。
そこで、ここではauひかりとソフトバンク光の違い6つを紹介して、どちらを選んだほうがいいのか解説します。
auひかりとソフトバンク光のどちらを選ぼうか悩んでいる人は、参考にしてくださいね。
auひかりとソフトバンク光の共通点2つを知ろう!
auひかりとソフトバンク光のサービス内容は全く異なっているので、共通点は多くありません。
共通点も重要なポイントにはならないので、参考程度に知っておきましょう。
共通点その1.新規で契約するには工事が必要
auひかりとソフトバンク光は、どちらも新規で契約するには回線の導入工事を行わなければいけません。
どちらのサービスを契約しても工事の内容は変わりません。
戸建てで利用する場合、電柱から自宅に光ファイバーを引き込んで、宅内に光コンセントとホームゲームウェイが設置されます。
マンションでは予め光ファイバーが引き込まれていることが多いです。
ですので、壁の中から宅内に通信ケーブルを引っ張り、光コンセントとホームゲームウェイの設置をすることがほとんどです。
auひかりとソフトバンク光のどちらも工事を行うと高額な費用が発生しますが、金額はそれぞれ異なります。
工事費用の金額は後ほど紹介します。
共通点その2.スマホ代が安くなるセット割引がある
auひかりとソフトバンク光はどちらも携帯電話キャリアが運営しているので、スマホの利用料金が安くなるセット割引を受けることができます。
セット割引を受けると、どの光回線サービスよりも通信費を安くすることができます。
しかし、セット割引が受けられる条件はauひかりとソフトバンク光で異なり、これがどちらのサービスを選ぶかのポイントになります。
後で詳しい条件を紹介するので、どちらのサービスを選ぶかの参考にしましょう。
auひかりとソフトバンク光の違い6つを知ろう!
auひかりとソフトバンク光には、サービスを選ぶポイントになる違いが6つあります。
人によって違うによって受ける影響が変わるので、しっかり把握しておきましょう。
違いその1.対応している通信速度が違う
auひかりの対応速度は最大1Gbpsであることが一般的でした。
しかし2018年3月からは最大5Gbpsに対応した「auひかりホームV5ギガ」と最大10Gbpsに対応した「auひかりホームX10ギガ」の提供を開始しています。
ソフトバンク光はフレッツ光の回線でインターネットを提供するので、対応速度が最大1Gbpsになります。
対応速度が違うと、実効速度の数値も大きく変わってきます。
auひかりはどのサービスを利用しても実効速度が優れていると評判で、インターネットが使いづらいと感じることはありません。
ほぅ
==KDDI スピードCheck [2018/03/31 18:02:44] ==
ご利用サービス:auひかり ホーム1ギガ
プロバイダ:So-net
接続方法:有線LAN(ケーブル
接続)測定地域:〒331-****
測定サーバ:東京 サーバ
下り速度:710.77Mbps上り速度:496.32Mbps— どんちゃん@づら鯖 (@Donchan) 2018年3月31日
家のネット回線は
auひかり1ギガにしてるんだけど
いつの間にか5ギガと10ギガの
サービスが始まってるみたい5ギガだと今と値段も変わらないし
せっかく提供エリア内に住んでるので
申し込んでみようかな
今の速度には全く不満ないけど週末の夜中に無線でこれだけの
速度出てれば十分でしょ pic.twitter.com/D7xOKhMEhS— デストラーデ (@o_destrade) 2018年3月16日
ソフトバンク光の実効速度は遅いという口コミがいくつか寄せられていますが、接続方式を「iPv6」に切り替えれば安定して数値を出してくれます。
混雑するこの時間にこの速度出るから光ファイバーはいいゾ#SoftBank光 #ソフトバンク光 #フレッツ光 pic.twitter.com/p3U0SCF0v7
— けーた@35mmつぁいすちゃん (@keita_i_photo) 2018年3月30日
ソフトバンク光舐めてたなぁ。
時間によりけりだろうけど、それにしてもWIFIでこの速度。 pic.twitter.com/hPYygUHUmb— ぬる (@NULL_IX) 2018年3月20日
ただ、auひかりのように500Mbps以上の速度が出る事例は少ないので、通信速度のクオリティを求めるならauひかりを選んだほうがいいということになります。
違いその2.サービスの提供エリアの広さが大きく違う
auひかりとソフトバンク光には、サービス提供エリアの広さに大きな違いがあります。
auひかりの最大1Gbps対応サービスは全国的にサービスが展開されていますが、関西と中部の戸建てでは利用することができません。
対応速度が速い「auひかりホームV5ギガ」と「auひかりホームX10ギガ」は、
- 東京都
- 神奈川県
- 埼玉県
- 千葉県の一部
でしか利用できないのが現状です。
ソフトバンク光はNTTのフレッツ光回線でサービスを提供しているので、全国的に幅広いエリアで利用することができます。
総合的に考えると、ソフトバンク光のほうが利用できるチャンスがあるわけです。
auひかりとソフトバンク光の提供エリアは下記のページで確認できるので、自宅でどちらのサービスが利用できるのか気になる人は調べてみましょう。
auひかり・ソフトバンク光 提供エリア確認ページ
サービス | URL |
auひかり | https://bb-application.au.kddi.com/auhikari/zipcode |
ソフトバンク光 (フレッツ光 | 東日本: https://flets.com/app2/cao/prefselect/index/ |
違いその3.月額料金が違う
auひかりとソフトバンク光には月額料金の違いがありますが、後ほど説明するセット割引が重要なポイントになるので、大きな比較要素にはなりません。
ただ、参考に月額料金がどのような値段になっているのか見てみましょう。
auひかりの最大1Gbps対応の戸建てタイプには、
- ずっとギガ得プラン
- ギガ得プラン
- 標準プラン
この3種類がありますが、月額料金が1番安くなる「ずっとギガ得プラン」を選ぶのが一般的です。
auひかり戸建てタイプ 月額料金(従来型)
プラン | 1年目 | 2年目 | 3年目以降 |
ずっとギガ得 プラン | 5,100円 | 5,000円 | 4,900円 |
ギガ得プラン | 5,200円 | ||
標準プラン | 6,300円 |
「auひかりホームV5ギガ」と「auひかりホームX10ギガ」は、対応速度が速い分、月額料金も少し高くなります。
auひかりホームV5ギガ・auひかりホームX10ギガ 月額料金
サービス | 1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目以降 |
auひかり ホーム V5ギガ | 5,100円 | 5,000円 | 4,900円 | 5,400円 |
auひかり ホーム X10ギガ | 5,880円 | 5,780円 | 5,680円 | 6,180円 |
auひかりのマンションタイプは、住居の配線方式や契約戸数によって月額料金が変わります。
(なお、マンションタイプでは対応速度が最大1Gbpsか最大100Mbpsになります)
auひかりマンションタイプ 月額料金
契約タイプ | 月額料金 | |
タイプV | 16契約以上 | 3,800円 |
8契約以上 | 4,100円 | |
都市機構 デラックス | 東日本/ 西日本 | 3,800円 |
タイプE | 16契約以上 | 3,400円 |
8契約以上 | 3,700円 | |
マンション ギガ | 4,050円 | |
マンションミニ ギガ | 5,000円 | |
タイプF | 3,900円 |
ソフトバンク光の月額料金は戸建てで5,200円、マンションタイプで3,800円です。
ソフトバンク光 月額料金
住居タイプ | 月額料金 |
戸建て | 5,200円 |
マンション | 3,800円 |
auひかりとソフトバンク光の月額料金を、まとめ表で比較してみましょう。
auひかり・ソフトバンク光 月額料金比較表
サービス | 戸建て | マンション |
auひかり | 【従来型】 1年目:5,100円 2年目:5,000円 3年目以降:4,900円 【auひかり 1年目:5,100円 2年目:5,000円 3年目:4,900円 4年目以降:5,400円 【auひかり 1年目:5,880円 2年目:5,780円 3年目:5,680円 4年目以降:5,400円 | 3,400~ 5,000円 |
ソフト バンク光 | 5,200円 | 3,800円 |
戸建てで最大1Gbpsの回線を利用するならauひかりの月額料金が若干安い結果になります。
ただ、対応速度が速いサービスを選ぶとauひかりの月額料金はソフトバンク光よりも高くなります。
マンションで利用する場合、auひかりで利用できるプランによって結果が変わります。
違いその4.セット割引の内容が違う
auひかりとソフトバンク光にはセット割引があり、これがどちらのサービスを契約するかを決めるポイントになります。
auひかりはauのスマホ代が安くなる「auスマートバリュー」を用意しています。
割引される金額はスマホ側の料金プランに左右されますが、スマホ代が最大2,000円安くなります。
家族のスマホ代も安くなるので、料金プランや人数次第では割引金額がとても高くなります。
auスマートバリュー 割引金額一覧
プラン | データ容量 | 2年間 | 3年目以降 |
auピタット プラン | スーパーカケホ/ カケホ:2GBまで シンプル:1GB超~ | 500円 | 500円 |
スーパーカケホ/ カケホ/シンプル: 2GB超~20GB まで | 1,000円 | 1,000円 | |
auフラット プラン | 20/30GB | 1,000円 | 1,000円 |
データ定額1/2GB | 934円 | 500円 | |
データ定額2/3GB ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン | 934円 | 934円 | |
データ定額5/20GB LTEフラット(7GB) ISフラット | 1,410円 | 934円 | |
データ定額30GB | 2,000円 | 934円 |
ソフトバンク光には、ソフトバンクのスマホ代が安くなる「おうち割光セット」があります。
「おうち割光セット」の割引金額もスマホ側の料金プランで変わりますが、スマホ代が最大で1,000円安くなり、家族の人も全員受けることができます。
おうち割光セット 割引金額
スマホの料金プラン | 割引金額 |
データ定額 50GB/20GB/5GB パケットし放題フラット | 1,000円 |
データ定額ミニ 2GB/1GB データ定額 | 500円 |
つまり、
- auユーザーならauひかり
- ソフトバンクユーザーならソフトバンク光
このように選び方をすればいいわけです。
違いその5.初期費用の金額が違う
auひかりとソフトバンク光には導入工事が入る共通点がありますが、工事費用の金額には大きな差があります。
auひかりの工事費用は戸建てで37,500円、マンションタイプで30,000円と高額です。
ソフトバンク光の工事費用も戸建てとマンションタイプともに24,000円となっています。
どちらのサービスも工事費を分割で支払うことはできますが、決して安いとは言えませんね。
ただ、auひかりは契約時にひかり電話に加入すると、月額料金を割り引いて工事費を実質0円にしてくれます。
ソフトバンク光も他社からの乗り換えならば、「SoftBank 光 乗り換え新規でキャッシュバック/割引きキャンペーン」による割引。
もしくはキャッシュバック特典で工事費の負担が無くなります。
また、ソフトバンク光はフレッツ光からの乗り換えの場合、工事をする必要がないので初期費用がほとんどかかりません。
違いその6.キャンペーンの内容が違う
代理店のキャンペーンサイトで申し込めば、auひかりのソフトバンク光のどちらを選んでもキャッシュバックをもらうことができます。
しかし、キャッシュバックの金額に大きな違いがあります。
auひかりを優良代理店で申し込むと、最大で50,000円のキャッシュバックをもらうことができます。
ソフトバンク光を優良代理店で申し込んだ場合、もらえるキャッシュバックは28,000円なので、auひかりと比べると少ないように感じますね。
キャッシュバックだけを目当てに契約するなら、auひかりが断然お得ということになります。
auひかりとソフトバンク光ならどっちを選ぶべき?さまざまな状況を仮定して解説!
auひかりとソフトバンク光にはさまざまな違いがありますが、人によって出る影響が異なります。
ですので、一概にどちらのサービスを選べば良いのか断定することはできません。
しかし、自分の状況やタイプを考えれば、自ずと契約するべきサービスはどちらなのか見えてきます。
さまざまな状況を仮定して、auひかりとソフトバンク光のどちらを選んだほうがいいのか考えてみましょう。
状況その1.新規で契約するならauひかりとソフトバンク光のどっちがいい?
新規で契約する場合、auひかりとソフトバンク光はキャンペーンが充実しているので、初期費用は比較の対象にはなりません。
auひかりとソフトバンク光のどちらを利用するか迷ったときは、セット割引が受けられるサービスを選ぶことがベターです。
先ほども説明しましたが、auひかりにはauのスマホ代が、ソフトバンク光にはソフトバンクのスマホ代が安くなるメリットがあります。
つまり、自分が利用している携帯電話キャリアにあわせて、auひかりかソフトバンク光のどちらかを選べばいいわけです。
「セット割引が受けられる=自分にとってベストなサービス」と考えて、どちらのサービスを契約するか決めましょう。
状況その2.auひかりからソフトバンク光への乗り換えはアリなのか?
auひかりからソフトバンク光に乗り換える場合も工事が必要になりますが、キャンペーンが充実しているので負担する費用は発生しません。
auひかりを解約するときに7,500円~30,000円の違約金が発生しますが。
ですがソフトバンク光は「あんしん乗り換えキャンペーン」で違約金を負担してくれるので、気にすることはないでしょう。
ただ、auひかりからソフトバンク光へ乗り換える場合も、セット割引が受けられるかがポイントになります。
「auスマートバリュー」を受けている場合、ソフトバンク光に乗り換えるとソフトバンクのスマホを使わない限りセット割引が無くなります。
すると、毎月かかる通信費が高くなってしまいます。
また、auひかりからソフトバンク光に乗り開けると、通信速度も低下する恐れがあるのでおすすめできません。
(インターネットができないほど遅くなるわけではありませんが…)
状況その3.ソフトバンク光からauひかりに乗り換えるのはアリなのか?
ソフトバンク光からauひかりへの乗り換えも工事が必要ですが、キャンペーンが充実しているので費用はほとんどかかりません。
ソフトバンク光の違約金もキャンペーンで相殺されるので、乗り換え費用には問題がないと思っていいでしょう。
しかし、ソフトバンク光からauひかりへ乗り換える場合も、セット割引を受けられるかが重要なポイントになります。
「おうち割光セット」を受けている状態でauひかりに乗り換えると、セット割引が無くなるので通信費が高くなります。
auのスマホを利用する予定があるなら、「auスマートバリュー」が受けられるのでおすすめできます。
通信速度を比較する必要性は高くない?
auひかりはソフトバンク光よりも実効速度が優れています。
ですので、中には「セット割引が無くてもいいからauひかりを使いたい」と思っている人は多いのではないでしょうか?
しかし、通信速度のクオリティを求めてauひかりを契約することには疑問を感じます。
現状のデバイスや接続機器は、あまりにも優れた回線速度に対応していません。
さらにどのような用途でインターネットを使うにしても100Mbps程の数値が出れば問題がないことが理由です。
auひかりの通信速度は大きな魅力ですが、とても高い数値の実効速度が必要なのかは考えてみる必要があるでしょう。
まとめ
auひかりとソフトバンク光にはあらゆる違いがありますが、どちらを選ぶべきなのかはセット割引が基準になります。
- auでスマホを使っているなら「auスマートバリュー」が受けられるauひかり
- ソフトバンクでスマホを使っているなら「おうち割光セット」が受けられるソフトバンク光
といった感じに考えるのがベターです。
実効速度に大きな差はありますが、ソフトバンク光でも難なくインターネットを利用することができます。
auひかりが持つ回線のクオリティを求める必要があるのかは慎重に考えたほうがいいでしょう。