光回線のおすすめ4選

NURO光で工事できないケース3つ!工事不可の場合の代わりの方法はこれ!

NURO光を契約したいと思っても、工事が可能な条件が厳しいという噂を聞いて不安になりますよね?

確かにNURO光の工事ができる条件は厳しめなうえに、提供エリア内であっても契約できない場合があります。

工事がしてもらえるかは申し込んでみないとわからないので厄介です。

ここでは実際にあった事例をもとに、NURO光の工事ができないケースを紹介していきます。

NURO光の工事が可能な条件を知りたい人は、ぜひご覧ください。

NURO光を導入できる条件

日本地図を指さす男性

NURO光を導入するには、いくつかの条件を満たさなければいけません。

条件をクリアできなければ工事をしてもらえないので、NURO光は利用できません。

自宅が提供エリアであるのが大前提

NURO光を導入するには、提供エリアに住んでいるのが前提です。

NURO光の提供エリアは広がりつつありますが、2019年4月の段階では以下の地域に限られています。

NURO光の提供エリア
地方都道府県
関東東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬
東海愛知・静岡・岐阜・三重
関西大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良
九州福岡・佐賀

上記の地域に住んでいなければ、NURO光の工事ができないどころか申し込みすらできません。

上記の地域内あっても、NURO光を利用できない場合があります。

NURO光の提供エリア内に住んでいても、自宅がNURO光の回線を引き込める構造や立地条件なのかも導入可否を左右します。

NURO光 for マンションでの条件

集合住宅に住んでいる人がNURO光 for マンションを契約したい場合、以下の条件をクリアしなければいけません。

  1. 自宅がNURO光の提供エリア内
  2. 利用者を4人以上集める
  3. 大家さんや管理会社から許可をもらう
  4. 共有スペースのMDFにNURO光の回線を導入できるスペースがある

上記の1つでもクリアできないとNURO光 for マンションは利用できません。

ですが、②以外の条件をクリアできれば従来型のNURO光は利用できます。

NURO光の工事ができないケース

バツサインをする男性

NURO光の工事ができない原因は主に以下の3つです。

  • 住んでいる場所が提供エリア外
  • 自宅の構造や立地条件
  • NURO光 for マンションの提供条件をクリアできない

状況ごとに工事ができない原因は異なります。

住んでいる場所が提供エリアではない

そもそも自宅が提供エリアでなければ、NURO光の工事はしてもらえません。

工事がしてもらえないどころか、NURO光を申し込みも不可能です。

公式サイトでは提供エリアと記載されている都道府県に住んでいても、その中でNURO光の回線が敷設されていない地域に住んでいて申し込めないケースも珍しくありません。

土橋亮太(著者)

筆者は2018年3月からNURO光の提供がはじまった滋賀県に住んでいますが、2019年4月の時点でも提供エリア外が原因でNURO光の申し込みができない状態です。

自宅の構造や立地条件が原因

自宅がNURO光の提供エリア内であっても、構造や立地条件が原因で工事ができない場合があります。

最も多いのは、宅内工事はしてもらえたのに屋外工事が不可能といわれるパターンです。

屋外工事ができない原因はさまざまですが、外壁に光キャビネットを取り付ける際に材質の関係でビス留めができない事例をよく見かけます。


自宅の立地条件が悪くて、基地局との関係でNURO光の工事ができないパターンもあります。

マンションでは共有スペースのMDFなどが原因で屋外工事ができないケースも存在します。

上記の口コミを見る限り、自宅がNURO光の提供エリア内であっても屋外工事ができないパターンは多いといえます。

NURO光 for マンションの契約条件をクリアできない

NURO光 for マンションでの工事ができない原因は、先ほど紹介した以下4つの条件をクリアできないことです。

  1. 自宅がNURO光の提供エリア内
  2. 利用者を4人以上集める
  3. 大家さんや管理会社から許可をもらう
  4. 共有スペースのMDFにNURO光の回線を導入できるスペースがある

利用者を4人以上集められなくてNURO光 for マンションの契約をあきらめる人は少なくありません。

①から③の条件をクリアできても、マンションの構造が原因で工事ができないパターンも珍しくありません。

マンションで従来型のNURO光を利用しようとしても、大家さんや管理会社から許可をもらうのに苦労する人も見かけます。

許可がもらえても後になって「やっぱりNG」といわれるケースもあります。

NURO光の工事ができないかを判断する方法

家をチェックする イメージ

NURO光の工事ができないかを判断する基本的な方法は、公式サイトで提供エリアを調べることです。

提供エリア内で工事が利用できない地域を判断するには、申し込んでから調べてもらうしかありません。

公式サイトで提供エリア内かを確認する

自宅でNURO光の工事が可能なのか知りたい場合は、最初に公式サイトの提供エリア確認ページで調べてみましょう。

NURO光 提供エリア確認ページ
https://www.nuro.jp/lp/area/

上記のページで調べれば自宅がNURO光の提供エリアなのかがわかりますが、確定する情報は「宅内工事が可能なのか」にしかすぎません。

NURO光では宅内工事を行ったあとに屋外工事が行われます。

宅内工事が可能だとしても、屋外工事ができずNURO光を契約できないパターンは数多く存在しています。

公式サイトの確認ページで自宅が提供エリアと判定されても、必ず契約できるわけではないので気をつけてください。

申し込んだあとは業者に判断してもらうしかない

NURO光の宅内と屋内工事のどちらも可能なのかは、実際に申し込んでみないと判断できません。

NURO光の工事ができるのかは、申し込んだあとに現場調査してもらわなければわからないからです。

宅内工事はSo-netが、屋外工事はNTTの関連業者が行う関係で、宅内工事の段階で次の工事が可能なのかの判断は不可能です。

NURO光の工事ができない場合の対処法

対処法

NURO光の工事ができない場合の対処法は状況ごとに違いますが、基本的に他社回線を検討するのが無難です。

提供外の地域に住んでいる場合はエリア拡大を待つしかない

そもそも住んでいる地域がNURO光の提供エリア外の場合、エリアが拡大されるのを待つしかありません。

ゆっくりではありますが、NURO光は日に日に提供エリアを広げています。

2019年4月からは福岡県と佐賀県での提供もはじまったので、住んでいる地域にNURO光が提供されるのを気長に待ってみましょう。

外壁にビス留めが可能な平板を取り付ける

戸建てに住んでいて屋外工事の際に外壁に光キャビネットのビス留めができない場合、違う素材の平板を取り付ける対処する方法があります。

平板を取り付けるには数千円以上の費用がかかるうえに、業者に行ってもらうので手間がかかり、自宅の景観を損なう恐れまであります。

NURO光にどれほどの価値を感じるかで、外壁に平板を取り付けるべきなのかが決めてください。

わざわざ外壁に平板を取り付けるのが面倒であれば、他社回線を検討したほうがいいでしょう。

マンションの共有スペースが原因ならどうしようもない

マンションの共有スペースにNURO光の回線を導入できない場合、基本的にどうしようもありません。

2階や3階建てのアパートに住んでいる場合、大家さんや管理会社から許可をもらったうえで違う方法で戸建てと同じ形式で工事をしてもらう方法があります。

マンションでNURO光を使う場合、電柱から物件の共有スペースに光ファイバーを引き込みます。

NURO光導入工事 マンション

戸建てと同じ形式で工事をする場合は光ファイバーを直接自宅へ引き込むので、共有スペースによる影響は受けません。

しかし、利用するプランは従来型のNURO光になるので、月額料金はNURO光 for マンションよりも高くなります。

従来型NURO光とNURO光 for マンションの月額料金
従来型のNURO光NURO光 for マンション
4,743円加入者数合計
4人2,500円
5人2,500円
6人2,500円
7人2,400円
8人2,300円
9人2,200円
10人以上1,900円

戸建てと同じ形式での工事を依頼しても、構造や立地条件の関係で光ファイバーの導入ができない可能性もあります。

他社の高速回線を検討してみる

通信速度の速さを求めたいのであれば、他社の高速回線サービスを検討してみるのも1つの手です。

住んでいる地域によっては、NURO光が契約できなくても他社の高速回線が利用できる可能性があります。

関東の一部エリアでは、5Gbpsや10Gbpsにしたauひかりの高速プランが展開されています。

東海地方ではコミュファ光が、関西地方ではeo光が5Gbpsから10Gbpsに対応した高速プランの提供が始まっています。

NURO光の他にも利用できる高速回線がないか調べてみるといいでしょう。

既にauひかりやコミュファ光、eo光を契約している状態で高速回線プランの提供エリア内に住んでいれば、プラン変更手続きをするだけでクオリティが高い回線が使えるようになります。

通信速度の評判が良い他社も検討する

他社の高速プランも契約できない場合は、通信速度の評判が良い他社を検討してみましょう。

NURO光ほどではありませんが、評判が良い他社回線を選べば通信速度が大幅に向上します。

通信速度の評価が高い他社回線はいくつかありますが、auひかりの1Gbps対応プランが最もおすすめです。

利用者からの口コミを見れば、auひかりは1Gbps対応プランでも通信速度が速いことがわかります。

auひかりの1Gbps対応プランの利用者からは100Mbps以上の実効速度が出たとの声がいくつも挙がっています。

使い心地が悪く感じる危険は少なめです。

ビッグローブ光などのIPv6に対応している光コラボもおすすめです。

ビッグローブ光の利用者からは、IPv6接続を使った場合の通信速度が安定しているといわれています。

NURO光でおうち割光セットを受けようとしていたソフトバンクユーザーであれば、ソフトバンク光を検討してみましょう。

ソフトバンク光の評判は賛否が分かれていますが、光BBユニットをレンタルしてIPv6接続を利用すれば快適な速度が出ます。

光BBユニットのレンタルは有料ですが、おうち割光セットを適用させるために加入が必要なオプションパック(月額500円)に含まれています。