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自宅にインターネットを引くうえで、頭を悩ませることの一つがプロバイダ選び。
「ネットは光回線を使えば、どこのプロバイダを選んでも同じ」と思われがちです。
しかし光回線のクオリティがどれだけ高くても、契約するプロバイダによって受けられるサービスは意外と違います。
プロバイダにはさまざまなタイプがあり、それぞれに得手不得手があります。
ただ単にプロバイダ料金が安いプロバイダを選ぶよりも、他のプロバイダを選んだほうがお得になることも。
そこで、ここではあらゆるカテゴリー別にプロバイダの種類を詳しく解説します。
主流になりつつあるサービスも紹介するので、プロバイダ選びのお供になることでしょう。
目次
プロバイダって何のためにある?基本的な仕組みを知ろう!
プロバイダとは光回線を使ったネット通信をするために、必ず契約しなければいけないサービスです。
まず、プロバイダはどのような役割をしているのかを知りましょう。
プロバイダは光回線の道に入るための出入り口
多くの人は「自宅に光回線さえ引けばネットが使える」と思っているでしょう。
しかし、光回線は情報が行き来する道でしかありません。
情報が行き来する光回線の道に入るには、プロバイダという入り口を設置する必要があります。
基本的にインターネットは光回線とプロバイダを別々に契約するので、それぞれ料金が分かれて請求されます。
しかし今は光回線とプロバイダがセットで契約できるサービスがあります。
セットで契約できるサービスは、光回線とプロバイダの料金が一括で請求されるので、毎月のネット料金を確認する手間が少なく感じるでしょう。
プロバイダの種類ごとにサービスやメリットを知ろう!
インターネットのプロバイダは、それぞれサービス内容に特徴があります。
さまざまなプロバイダを見て、どのような特徴があるのか知ることで自分に合ったプロバイダが見えてきます。
料金の安さが売り!格安プロバイダ!
プロバイダサービスはとても多くの種類があり、契約する事業者によって毎月払うプロバイダ料金が違います。
プロバイダ料金は約1,000円が相場ですが、中には格安料金を売りにするプロバイダが存在します。
業界で最安値と話題のBB.excite!
BB.exciteは、業界でプロバイダ料金がもっとも安いことを売りにしているプロバイダです。
月々の料金はなんと500円!
さらに現在は月額料金が半年間300円になるキャンペーンを行っています。
料金の安さだけを求めたい場合、BB.exciteは最初に検討するプロバイダになるでしょう。
プロバイダ料金が2年間安くなるGMOとくとくBB!
GMOとくとくBBは、BB.exciteの次に月額料金が安いプロバイダです。
基本の月額料金は760円と安めなうえに、他社からの乗り換えであれば25ヶ月間490円で利用できます。
プロバイダ料金を見直したい場合、GMOとくとくBBは良い選択肢になるでしょう。
お得なポイントが貯まるプロバイダ!
プロバイダには、ポイントシステムがある事業者があります。
自分がよく使うポイントサービスに対応しているかどうかも、プロバイダ選びの大事なポイントです。
ニュースサイトで知られているYahoo!BB
今やほとんどの人が見ているニュースサイトのYahoo!を運営する「Yahoo!BB」は、フレッツ光のプロバイダサービスを行っています。
Yahoo!BBはオプションの「Yahoo!プレミアム」に加入すると、ショッピングサイト「Yahoo!ショッピング」で買い物をしたときにもらえるTポイントが14倍になります。
Tポイントはファミリーマートをはじめ、あらゆる場所で利用できる優れものです。
プロバイダをYahoo!BBにしたことをきっかけにTポイントを使い始めた人も少なくありません。
Yahoo!BBはSoftBank光のプロバイダでもあり、SoftBankには別の割引特典があります。
SoftBank光については、後ほど詳しく解説します。
ショッピングサイトの楽天市場で有名な楽天ブロードバンド!
オンラインショッピングで有名な楽天市場を運営する楽天は、「楽天ブロードバンド」という名前でプロバイダサービスを行っています。
月額料金は900から950円と平均的ですが、毎月の利用料金から楽天ポイントが貯まります。
日頃から楽天ポイントを貯めている人や、楽天市場で買い物をすることが多い人には魅力的なプロバイダではないでしょうか?
家電量販店によるプロバイダを選べば、家電がお得に買える?!
一部の家電量販店は、インターネットのプロバイダサービスも行っています。
月額料金の安さやポイントサービスのような特典はありませんが、状況によってはお得になる場合があります。
エディオンによるプロバイダ、エディオンネット!
テレビCMでも有名な家電量販店のエディオンは、フレッツ光のプロバイダサービスの「エディオンネット」を運営しています。
月々のプロバイダ料金は1,500円ですが、支払い方法をエディオンカードに指定すると700円割引されます。
エディオンの店頭でパソコンなどの購入と一緒に契約すると、家電が安くなるなどのお得になるメリットもあります。
エディオンで家電を買うことが多い人や、エディオンカードを持っている人には良い選択肢と言えるでしょう。
ケーズデンキ光は回線とプロバイダがセットに!
ケーズデンキは光回線とプロバイダがセットになる「ケーズデンキ光」を提供しています。
名前はケーズデンキ光ですが、実際に使う回線はフレッツ光のものなので安心です。
エディオンネットと同様に、ケーズデンキの店頭で家電の購入と一緒に契約すると、家電の代金が安くなるなどの特典があります。
携帯電話会社のネットサービスが主流になりつつある?!
インターネットは基本的に光回線とプロバイダを別々で契約することが一般的です。
しかし、ここ数年は光回線とプロバイダをセットで契約できる「光コラボレーション」(以下、光コラボ)が定着しつつあります。
その中でも携帯電話キャリアによる光コラボは割引特典が魅力で、定番のネットサービスの仲間入りを果たす勢いです。
ドコモ光にすれば、docomoのスマホが安くなる!
携帯電話キャリアの中でも利用者が多いドコモ光は、docomoのスマホを持っていると「光セット割」が適用され、スマホ代が安くなります。
光セット割で割引される金額は、スマホの契約プランで変わります。
家族全員がdocomoのスマホを持っている場合、スマホのプランをシェアパックにしてドコモ光を契約することが一般的です。
光セット割 割引金額一覧 シェアパック版
プラン | マンションタイプ | 戸建てタイプ |
ウルトラシェアパック 100(100GB) | 3,000円 | 3,200円 |
ウルトラシェアパック 50(50GB) | 2,400円 | 2,500円 |
ウルトラシェアパック 30(30GB) | 2,000円 | 2,000円 |
シェアパック 15(15GB) | 1,800円 | 1,800円 |
シェアパック 10(10GB) | 1,200円 | 1,200円 |
シェアパック 5(5GB) | 800円 | 800円 |
docomoのスマホが1台だけでも、割引が適用されます。
一人暮らしの人も、スマホとネットをdocomoにするとお得になりますよ。
光セット割 割引金額一覧 スマホ1台版
プラン | マンションタイプ | 戸建てタイプ |
ウルトラデータLLパック (30GB) | 1,100円 | 1,100円 |
ウルトラデータLパック (20GB) | 900円 | 900円 |
データMパック (5GB) | 800円 | 800円 |
データSパック (2GB) | 500円 | 500円 |
ドコモ光は契約すると、回線を提供する事業者とプロバイダがドコモになることが基本です。
しかし、プロバイダは自分が好きなサービス会社にすることができます。
プロバイダごとに月額料金が変わることはありません。
ドコモ光 対応プロバイダ一覧
プラン | 対応プロバイダ |
タイプA | ドコモnet、plala、So-net、GMOとくとくBB、andline、 excite、Tigers-net、U-Pa!、BIGLOBE、DTI、 エディオンネット、SYNAPSE、IC-net、hi-ho |
タイプB | @TCOM、OCN、@nifty、TNC、AsahiNet、 WAKWAK、@ちゃんぷるネット |
SoftBank光はSoftBankのスマホがお得に!
SoftBank光もSoftBankのスマホを持っていると「おうち割光セット」が適用され、月々のスマホ代が割引されます。
SoftBankはdocomoのようなデータシェアプランへ対して割引を用意していません。
その代わり、スマホ1台ずつへの割引金額は高いという強みを持っています。
おうち割光セット 割引金額一覧
プラン | 2年間 | 3年目以降 |
データ定額30GB | 1,852円 | 934円 |
データ定額20GB | 1,410円 | 934円 |
データ定額5GB | 1,410円 | 934円 |
データ定額2GB | 463円 | 463円 |
データ定額1GB | 463円 | 463円 |
LTEフラット(7GB) | 1,410円 | 934円 |
おうち割光セットは家族内であれば10台まで割引が適用できます。
SoftBank光の月額料金はマンションタイプで3,800円、戸建てタイプで5,200円です。
たとえばおうち割光セットで1,410円の割引が家族で4台適用されると、合計の割引金額は5,640円なのでネット代が実質無料になります。
家族全員でSoftBankのスマホを使っている人は、ネットをSoftBank光にすることがもっともお得になる方法と言えるでしょう。
auひかりはauスマートバリューでスマホ代が割引!
auひかりはauのスマホを使っていると「auスマートバリュー」が適用となり、auのスマホ代が割引されます。
割引される金額は、SoftBank光のおうち割光セットとよく似ています。
auスマートバリュー 割引金額一覧
プラン | データ容量 | 2年間 | 3年目以降 |
au ピタットプラン | スーパーカケホ/ カケホ :2GBまでシンプル :1GB超~2GBまで | 500円 | 500円 |
スーパーカケホ/ カケホ/シンプル :2GB超~20GBまで | 1,000円 | 1,000円 | |
au フラットプラン | 20/30GB | 1,000円 | 1,000円 |
データ定額1/2GB | 934円 | 500円 | |
データ定額2/3GB ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン | 934円 | 934円 | |
データ定額5/20GB LTEフラット(7GB) ISフラット | 1,410円 | 934円 | |
データ定額30GB | 2,000円 | 934円 |
また割引が適用できるスマホの台数もSoftBank光と同じで、家族内の10台までです。
auのスマホを家族全員で使っている人にとって、auひかりはネット選びの第一候補になると言えるでしょう。
契約すると、回線を提供する事業者とプロバイダはauになります。
ただ、ドコモ光と同じように他の対応プロバイダを選ぶことも可能です。
auひかり 対応プロバイダ一覧 |
au one net、@nifty、@TCOM、AsahiNet、au one net、 BIGLOBE、DTI、So-net |
auひかりは、サービスの提供エリアが関東から北のエリアに限られている欠点があります。
しかし、auひかり以外にもauスマートバリューが適用される事業者があるので、auひかりの回線が使えないエリアでも心配ありません。
auスマートバリューが適用される事業者については、後ほど詳しく解説します。
携帯電話キャリアのネットサービスは、回線のクオリティに心配なし!
「携帯電話キャリアのインターネットサービスって、通信速度は大丈夫なの?」と不安になるのではないでしょうか?
ドコモ光とSoftBank光は、フレッツ光の回線を使うので通信速度は心配ありません。
auひかりは、以前に関東電力が「TEPCOひかり」として提供していた光回線を使用しています。
電力会社の光回線はインターネット業界でも通信速度のクオリティに定評があるので、快適にネットが利用できます。
しかし、ドコモ光とauひかりは選択するプロバイダによって通信速度が変わります。
ただ、プロバイダを携帯電話キャリアにしておけば基本は問題ありません。
定番のプロバイダを知ろう!ここを押さえておけば怖くない?!
インターネット市場で定番のプロバイダは、フレッツ光のサービスプロバイダか電力会社のネットサービスの2つに分類されます。
それぞれの定番プロバイダを知り、自分に向いているサービス選びの参考にしてください。
フレッツ光の定番プロバイダ集!これを知れば通信速度は遅くない?
フレッツ光の定番プロバイダはいくつかありますが、その中でも通信速度が安定している事業者がおすすめです。
定番の中でも、利用する地域によっては通信速度が遅いプロバイダもあるので注意しましょう。
NTTコミュニケーションズによるOCN!
OCNは古くからフレッツ光のプロバイダとして知られいてる事業者です。
フレッツ光を提供するNTTのグループ会社「NTTコミュニケーションズ」が運営していることで、高い信頼度が定番と言われる理由でしょう。
OCNが定番と言われる理由は、運営する会社の信頼度が高いだけではありません。
OCNはネット通信の肝となるプロバイダのバックボーンに「Tier1」を保有していることで、どの時間帯も安定した通信速度を保っています。
バックボーンとはネット上で情報を行き来させるために、プロバイダが用意している道のようなものです。
OCNは「Tier1」を保有することにより、情報が行き来する道の幅を広くして通信速度の安定度を高めているわけです。
プロバイダ選びは間違ってしまうと、夜の時間帯に通信速度が遅くってしまいます。
OCNならどの時間帯でも安心してネット通信ができる可能性が高いと言えるでしょう。
NTTのグループ会社によるプロバイダplala!
PlalaもNTTのグループ会社「NTTぷらら」が運営するプロバイダです。
NTTのグループ会社と言うことで信頼度が高いように見えるでしょう。
しかしplalaは数あるプロバイダの中で通信速度が遅くなりやすく、ネット上に寄せられた口コミ評判もあまり良くありません。
信頼度が高いように見えるプロバイダでも、快適にネットができないことがあるので注意が必要です。
プロバイダの中では老舗クラスのBIGLOBE!
フレッツ光のプロバイダは通信会社が行っているイメージが強いですが、パソコンなどで知られているNECもBIGLOBEという名前でサービスを提供しています。
BIGLOBEの特徴は、プロバイダ料金が24ヶ月間200円割引されることです。
割引だけでなく、通信速度も安定してます。
しかし、地域によっては通信速度が遅くなる事例があります。
フレッツ光のライバル的存在?電力会社のネットサービス!
よくフレッツ光と比較されることが多いサービスが、電力会社のネットサービスです。
電力会社のネットサービスは、フレッツ光とは別で独自の光回線を提供し続けたことで定番のサービスになりました。
電力会社のネットサービスはフレッツ光と違い、光回線とプロバイダがセットになっており、プロバイダも電力会社が行います。
各地方の電力会社によるネットサービスを知ろう!
電力会社のネットサービスは、地域によって契約するサービスが違います。
関西地方はeo光、
中国地方はMEGAEGG、
四国地方はPikara、
九州地方はBBIQ、
中部地方はコミュファ光が契約できます。
コミュファ光だけは例外で、プロバイダをコミュファ光以外の対応プロバイダを選択できます。
コミュファ光 提携プロバイダ一覧 |
au one net、エディオンネット、So-net、@nifty、BIGLOBE、 ODN、TNC、hi-ho、IIJ、MediaCat、 |
電力会社のネットサービスはプロバイダを別で契約する手間がないうえに、通信速度も比較的安定しています。
フレッツ光のプロバイダによって通信速度が変わるデメリットを理由に、電力会社のネットサービスを選ぶ人は少なくありません。
さらに電力会社のネットサービスは全てauスマートバリューに対応しているので、auのスマホユーザーからも根強い人気を誇っています。
電力系ネットサービスがない関東から北のエリアはauひかりが人気!
電力会社のネットサービスは中部から西のエリアしかありません。
しかし、関東から北のエリアは電力会社のネットサービスがないかわりに、auひかりの提供エリアが充実しています。
これは、auひかりは関東電力が運用していた回線でサービスを提供していることが原因でしょう。
auひかりの通信速度も電力会社のネットサービスと並ぶクオリティがあるので、フレッツ光と比較しても引けを取りません。
まとめ
インターネットのプロバイダは、定番のサービスを選べば問題ないように見えます。
しかし定番プロバイダの中には、通信速度が遅いなどの欠点をもつ事業者があるので注意が必要です。
インターネットの回線やプロバイダ選びは、フレッツ光と電力会社のネットサービスのどちらかを選ぶことが一般的でした。
しかし、現在は携帯電話キャリアのネットサービスも割引特典が魅力なので、定番サービスと同じ知名度を持ちつつあります。
ただ格安SIMを使っている場合、フレッツ光や電力会社のネットサービスを契約したほうがいいでしょう。
自分の状況にあわせて、お得かつ快適にネットができるプロバイダを選ぶことを心かけることをおすすめします。