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Wi-Fiを使うときはデバイスの設定画面でSSIDを選べなければいけません。
しかし、SSIDがわからずWi-Fiに接続できなくなる人は珍しくありません。
SSIDは簡単な方法で確認できます。
ここでは、SSIDを調べる方法を解説していきます。
SSIDがわからなくて困っている人はぜひご覧ください。
目次
SSIDの調べ方・確認方法
SSIDの調べ方はシンプルで、Wi-Fiに接続していなくても簡単にわかります。
ポケットWi-Fiを使っていれば、より簡単にSSIDを確認できます。
無線LANルーターの場合
無線LANルーターを利用している場合、SSIDを調べる方法は3通りあります。
ルーターに貼ってあるシールを見る
無線LANルーターを使っている場合、本体に貼ってあるシールを見るのがもっとも手っ取り早い方法です。
無線LANルーターには側面や底面にシールが貼られています。
シールにはSSIDと暗号キーが記載されています。
SSIDが記載されたシールは、市販購入したルーターと回線事業者からレンタルしたルーターのどちらにも貼ってあります。
デバイスの設定アプリを使う
すでにWi-Fiに接続している状態であれば、デバイスの設定アプリを起動するだけでSSIDを確認できます。
Wi-Fiに接続している状態でデバイスの設定アプリを起動すれば、Wi-Fiの欄に利用しているWi-FiのSSIDが表示されます。
デバイスとルーターを有線で接続して設定ツールを使う
無線LANルーターにシールが貼られておらず、Wi-Fiに接続しているデバイスもない場合、デバイスとルーターを有線で接続して設定ツールを起動してみましょう。
設定ツールの起動方法はルーターごとに違いますが、ブラウザのURL欄に指定の数字を入れるパターンが多いです。
※据え置きルーターになりますが、筆者が利用しているSoftBank AirではブラウザのURL欄に「172.16.255.254」と入力してアクセスすれば設定ツールを利用できます。
設置しているルーター専用の設定アプリが使えるパターンもあります。
設定ツールを起動してからSSIDを確認するまでの手順もルーターの種類によりけりです。
ただメニュー画面で「Wi-Fi(無線LAN)の設定」を選んでから「暗号化設定」をクリックする場合が多いです。
パソコンを持っていなくても、変換アダプターを使ってスマホとルーターを接続すればブラウザで設定ツールを起動できます。
ポケットWi-Fiの場合
ポケットWi-FiのSSIDを確認する方法は無線LANルーターの場合と共通しています。
ただ、タッチパネル搭載型モデルを利用している場合はより簡単にSSIDを確認できます。
同封されているシールを見る
ポケットWi-FiのSSIDは、端末が梱包されていた箱に入っていたシールを見れば確認できます。
同封されているシールには接続するときに入力するパスワードも記載されているので、端末に貼るか厳重に保管してください。
ルーターのタッチパネルで確認する
タッチパネル搭載型のポケットWi-Fiを利用している場合、端末を操作してSSIDを確認することも可能です。
SSIDを確認するまでの手順はポケットWi-Fiの種類別でやや異なります。
WiMAXのSpeed Wi-Fi NEXT W05では最初にメニュー画面で「情報」をタップします。
次の画面で「SSID情報」をタップすると、利用しているポケットWi-FiのSSIDが表示されます。
Speed Wi-Fi NEXT WX05でもメニュー画面で「情報」をタップしますが、次にタップするアイコンは「Wi-Fi情報」になります。
ワイモバイルの603HWでは、メニュー画面で「Wi-Fi名」をタップするだけでSSIDを確認できます。
設定アプリ・有線接続を使う方法もある
ポケットWi-FiのSSIDを調べるときは先ほど紹介した2つの方法さえ知っておけば大丈夫です。
ですが、すでにWi-Fiに接続したデバイスの設定アプリで確認する方法も活用できます。
Wi-Fiに接続したデバイスがない場合、ポケットWi-Fiとデバイスを有線接続して設定ツールを起動する方法もあります。
ポケットWi-Fiとパソコンを接続は充電用のUSBケーブルで行えます。
スマホでもポケットWi-Fiの対応端子に変換できるケーブルを使えば有線接続が可能です。
フリーWi-FiのSSIDは提供事業社の公式サイトでわかる
フリーWi-Fiを接続するときに選択するSSIDは、設置している事業者の公式サイトに記載されています。
フリーWi-Fiの設置店舗に貼ってあるシールを見れば、提供事業者を判別できます。
シールに書かれた言葉をGoogleで検索すれば、提供事業者の公式サイトが見つかります。
テザリングの場合
テザリングを利用するときに選択するSSIDは、大もととなる端末の設定アプリを利用すればすぐ確認できます。
iPhoneでの確認方法
iPhoneのテザリング機能を利用する場合、端末に付けた名前がSSIDになります。
端末の名前は設定アプリを起動して「一般」→「情報」の順に進めば確認できます。
名前の項目をタップすれば、テザリングで選択するSSIDの変更ができます。
Androidでの確認方法
Androidのテザリング機能を利用する場合も設定アプリでSSIDを確認しますが、iPhoneとは方法が異なります。
最初に設定アプリを開いて「もっと見る」をタップしてください。
次の画面で「テザリングとポータブルアクセスポイント」をタップします。
次の画面で「Wi-Fiアクセスポイントセットアップ」をタップしてください。
次の画面で「ネットワーク名」を選び、表示されたネットワーク名がSSIDになります。
上記の画面を開けば、SSIDとパスワードの変更も行えます。
どうしてもSSIDがわからない場合の立ち回り方
どうしてもSSIDがわからないときの対処法は状況ごとに異なります。
SSIDがわからなくてもWi-Fiに接続できる可能性もあります。
有線接続ができないときはケーブルを変えてみる
デバイスとルーターを有線で接続したのに設定ツールを起動できない場合、ケーブルに異常があるかもしれません。
有線接続がうまくできないときは、利用するケーブルを代えてみましょう。
LANケーブルやUSBケーブルが断線して有線接続ができないパターンは意外と多いです。
WPSやAOSSでの接続を試す
WPSやAOSS機能に対応したルーターを使っている場合、SSIDを調べずにWi-Fiへ接続できます。
WPSとAOSSは無線LANルーターのボタンを押して、スマホ側で端末やルーターの設定アプリで指定のボタンを押すだけでWi-Fiに接続できる機能です。
WPSとAOSS機能を使えば設定画面でネットワークを選ぶ必要がないので、SSIDを確認せずにすみます。
※AOSSの利用イメージ。
しかし、iPhoneはWPSに対応しておらず、ルーターがAOSSに対応していない場合は買い換えるかメーカーのサポート窓口に助けを乞わなければいけません。
まとめ
SSIDを調べるときは以下のどれかの方法を活用します。
- ルーターに貼ってある(同封されている)シールを見る
- Wi-Fiに接続しているデバイスの設定アプリを使う
- デバイスとルーターを有線で接続して設定ツールを使う
ポケットWi-Fiを利用している場合、タッチパネルでSSIDを確認できます。
テザリングのSSIDは大もとの端末の設定アプリで調べられます。
ルーターにWPSやAOSS機能があればSSIDを知らなくてもWi-Fiに接続できるので、対応しているのか確認してみるのもいいでしょう。