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auはHOME SPOT CUBEというWi-Fiルーターを販売しています。
HOME SPOT CUBEは固定回線を契約している人向けのアイテムで、利用すれば自宅をWi-Fi環境にできます。
しかし、自宅をWi-Fi環境にするのなら、他のアイテムと比較してHOME SPOT CUBEを買うべきか判断しなければいけません。
ここでは、auのWi-FiルーターHOME SPOT CUBEの使い方から性能まで詳しく解説していきます。
HOME SPOT CUBEを買うべきか迷っている人はぜひご覧ください。
目次
auのWi-FiルーターHOME SPOT CUBEとは
auのHOME SPOT CUBEとは、固定回線を利用している人向けの無線LANルーターです。
固定回線を利用していない、導入する予定がない人には必要のないアイテムです。
HOME SPOT CUBEはauが提供する無線LANルーター
HOME SPOT CUBEとはauが販売している無線LANルーターです。
無線LANルーターとはインターネット回線を通した通信をWi-Fiに変換してくれるアイテムです。
※無線LANルーターの仕組みのイメージ。
自宅でWi-Fiを使うには無線LANルーターが不可欠です。
つまり、HOME SPOT CUBEを使えば自宅をWi-Fi環境にできるわけです。
HOME SPOT CUBEを使うなら固定回線が必要
「HOME SPOT CUBEはSoftBank Airと同じで置くだけでWi-Fiを使える機器」と思っている人がいるかもしれませんが間違いです。
先ほど出したイメージを見て気づいた人もいるのではないでしょうか。
家にHOME SPOT CUBEを置いてWi-Fi環境にするには固定回線を導入しなければならないのです。
固定回線を導入していなければHOME SPOT CUBEを買う意味がないので注意してください。
HOME SPOT CUBEは2種類ある
HOME SPOT CUBEには「初代HOME SPOT CUBE」と「HOME SPOT CUBE2」の2種類があり、どちらを使うかで使い心地が変わります。
下記のスペック表をもとに、初代HOME SPOT CUBEとHOME SPOT CUBE2の性能を見てみましょう。
機種 | 初代HOME SPOT CUBE | HOME SPOT CUBE2 |
対応無線LAN規格 | IEEE802.11n/a/g/b | IEEE802.11b/g/a/n/ac |
無線LAN最大速度 | 150Mbps | 最大866Mbps |
暗号化規格 | WEP64bit WEP128bit WPA-PSK(AES) WPA2-PSK(AWS) | WPA2 WPA / WPA2 mixed mode |
対応有線LAN規格 | 1000BASE-TX、10BASE-T | 1000BASE-T、100BASE-TX、10BASE-T |
有線LAN最大速度 | 100Mbps | 1Gbps(1000Mbps) |
LANポート数 | 1 | 1 |
対応プロトコル | TCP/IP(IPv4) | TCP/IP(IPv4) |
IPv6ブリッジ機能 | 対応 | 対応 |
初代HOME SPOT CUBEは最大速度がWi-Fiで150Mbps、有線で100Mbpsとなっていて、最大1Gbpsの速度が出せる光回線との相性は良くありません。
HOME SPOT CUBE2の最大速度はWi-Fiで866Mbps、有線で1Gbpsなので、光回線との相性はバッチリです。
どちらもIPv6に対応しているので、フレッツ光や光コラボなどauひかり以外の回線で利用しても問題ありません。
ですが、光回線を利用しているならHOME SPOT CUBE2を使うべきです。
なお、auの公式サイトではHOME SPOT CUBEをauのスマホ向けルーターと紹介されていますが、au以外のスマホでも問題なく利用できます。
HOME SPOT CUBEの使い方
HOME SPOT CUBEの使い方は簡単で、Wi-Fiへの接続方法を知っていれば簡単な配線設定をするだけで利用できます。
HOME SPOT CUBEをONUにつなぐ
HOME SPOT CUBEを設置してWi-Fiを使うときは、最初にLANケーブルを使ってONUとつなぎます。
ONUに接続した有線LANルーターにつなぐ方法も可能です。
インターネット回線が完備されているマンションでは、HOME SPOT CUBEを壁のLANポートにつないでWi-Fiが利用できる場合があります。
上記の配線を行えばHOME SPOT CUBEはWi-Fiを発信します。
デバイスをHOME SPOT CUBEにつなぐ
HOME SPOT CUBEをONUにつないだ後は、次に発信されるWi-Fiにデバイスを接続しましょう。
HOME SPOT CUBEを設置した場合のWi-Fi接続設定は、以下のどちらかの方法で行えます。
- 従来通りの手順で接続する
- 簡易設定ツールを使う
auのスマホを使っていない場合、従来通りの手順で設定を行います。
auのスマホを使っていれば、簡易設定ツールでデバイスとHOME SPOT CUBEを接続できます。
方法別の手順を見てみましょう。
従来通りの手順
従来通りの手順では、HOME SPOT CUBEの底面に書かれているSSIDとパスワードをもとに設定を行います。
底面に書かれたSSIDとパスワードを確認できれば、デバイスの設定アプリを開いて「Wi-Fi」を選択してください。
次の画面でWi-Fi機能をONにして、表示されるネットワーク一覧のなかからHOME SPOT CUBEの底面に書かれていたSSIDを選択します。
次に表示される画面で、HOME SPOT CUBEの底面に書かれたパスワードを入力して「接続」を選択します。
以上の作業をすれば、デバイスがHOME SPOT CUBEのWi-Fiに接続します。
簡易設定ツールでの手順
auのスマホを使っている場合、簡易設定ツールを使ってデバイスとHOME SPOT CUBEを接続できます。
ただ、iPhoneかAndroidのどちらを使っているかで方法が変わります。
iPhoneでは以下の手順で設定を行います。
- Safariを起動する
- ブックマークで「auお客様サポート」をタップする
- 「iPhone設定ガイド」をタップする
- 「自宅のWi-Fi設定」をタップする
- 「HOME SPOT CUBEの設定」の項目にある「設定する」をタップする
- 画面の案内にそって操作して完了
Androidではスマホに「auWi-Fi接続ツール」アプリをインストールしたうえで以下の手順で設定が可能です。
- 「auWi-Fi接続ツール」アプリを起動する
- 「同意する」をタップする
- 「かんたん接続」をタップする
- 画面の案内にそって操作して完了
フレッツ光や光コラボでは別途設定が必要な場合がある
フレッツ光や光コラボを契約している人がHOME SPOT CUBEを利用する場合、Wi-Fiに接続したデバイスで詳細設定をする必要があります。
フレッツ光や光コラボを利用している場合、HOME SPOT CUBEに接続したデバイスのブラウザを起動。
URL欄に「http://au1234」と入力して設定ツールにアクセスします。
次に設定ツールにアクセスして表示されるメニュー画面で「本体設定」を選択します。
次に表示される画面で「WANの設定」を選びます。
次の画面で「PPPoE」の項目にチェックを入れます。
そして、プロバイダから発行されているユーザー名とパスワードを入力。
最後に「適用」を選択すれば設定は完了です。
入力するユーザー名とパスワードは、プロバイダを契約したときに送付された書類に記載されています。
HOME SPOT CUBEの通信速度
無線LANルーターを買うときは通信速度が速いモデルを選びたいですよね?
HOME SPOT CUBEの通信速度はモデルごとに違います。
初代HOME SPOT CUBEの最大速度
前半に挙げたスペック表を見ればわかりますが、初代HOME SPOT CUBEの最大速度はWi-Fi接続時で150Mbpsとなっています。
有線接続を利用しても100Mbpsです。
初代HOME SPOT CUBEは1Gbpsまでの速度が出せる光回線がありふれている今の時代に見あっていないと言わざるを得ません。
初代HOME SPOT CUBEの実効速度
初代HOME SPOT CUBEは実効速度も速くなく、40Mbpsから50Mbpsほど出れば良いところです。
ありゃりゃ、タダでもらったau HOMESPOT CUBEの方がYahoo!BBの無線LANより速度出てるぞ。 pic.twitter.com/7ngZQKAPcV
— ポヨン (@POYONNN) 2015年5月15日
光回線を契約している場合、他のルーターを使えば100Mbps以上の実効速度が出せるので、初代HOME SPOT CUBEを使う意味はないと考えるべきです。
HOME SPOT CUBE2の最大速度
HOME SPOT CUBE2の最大速度はWi-Fi接続時で866Mbps、有線接続時で1Gbpsなので、光回線を契約している人でも満足できる水準といえます。
他の無線LANルーターと比較すると話は変わってきますが、HOME SPOT CUBE2を購入して快適にWi-Fiが使える可能性は高いと思っていいでしょう。
HOME SPOT CUBE2の実効速度
HOME SPOT CUBE2の具体的な実効速度がわかる口コミは見かけません。
ですが、後で紹介する口コミを見ると評判は概ね良好なので、光回線を導入した環境でも十分な力を発揮してくれると思われます。
HOME SPOT CUBEの利用料金
HOME SPOT CUBEはどちらの種類も手に入りますが、公式で手に入るモデルは限られています。
初代HOME SPOT CUBEの公式提供は終了している
初代HOME SPOT CUBEは無償レンタルで提供されていましたが、2015年3月31日に受付を終了しています。
Amazonでは中古品が530円から、新品が980円からで販売されています。
しかし、au以外での販売は非公式なので、買ってから不具合が起きても自己責任です。
HOME SPOT CUBE2は販売のみ
HOME SPOT CUBE2はauショップとauのオンラインショップにて7,800円で販売されています。
Amazonでは中古品が3,200円からで販売されていますが、非公式なので不具合が起きても自己責任になるのでおすすめできません。
HOME SPOT CUBEの口コミ評価
HOME SPOT CUBEの評価はモデルごとに違います。
初代HOME SPOT CUBEの評価は良くないですが、HOME SPOT CUBE2の評判は良好です。
初代HOME SPOT CUBEの評価はイマイチ
初代HOME SPOT CUBEは今のインターネット回線に見あった性能がないせいか、利用者からの評判は良くありません。
通信速度に不満を感じて、やむなく携帯キャリアのLTE回線を使った人をよく見かけます。
auのwifiルーターのhome spot cubeポンコツすぎるんですけど、、radikoのタイムフリー使わせろや、、こんなん繰り返してたらまたすぐ速度制限くるじゃねえかよ、、
— チカ (@chichicaca07) 2017年1月6日
初代HOME SPOT CUBEから他の機種に買いかえてWi-Fi環境が改善されたパターンも珍しくありません。
WifiルーターのBUFFALOのWXR-1900DHP2を購入。auからもらったWi-Fi HOME SPOT CUBEから交換してみたが、快適だわ。どのぐらい速度が変わるのか不安だったが、購入してよかった。
— くうき (@kuukiwatcher) 2016年8月11日
利用者からの口コミを踏まえても、今から初代HOME SPOT CUBEを使う旨味はありません。
HOME SPOT CUBE2の評判は良い
現行モデルのHOME SPOT CUBE2は光回線と相性がバッチリの性能を持っているので、利用した人から「Wi-Fiが快適になった」との声が挙がっています。
やーりー今さっき、JCOMが来てau Wi-FiのHOME SPOT CUBE2買ったからモデム交換してもらったよ今日からJCOM NET 120MコースだやーりーWi-Fiは少し早くなったよやーりー pic.twitter.com/lpXtNm0EZi
— 東京女子流大好きしゅうちゃん (@shuujitaka) 2016年7月19日
他のルーターからHOME SPOT CUBE2に買いかえても快適と感じる人も見かけます。
10年お世話になったairMACがついに息をひきとったのでauポイントでHOME SPOT CUBE2買った。
サクサク動くしなかなかカワイイ。 pic.twitter.com/6eaYUt5FMY— あけみるく (@akemilk_picotan) 2015年11月3日
口コミでの評判を踏まえると、HOME SPOT CUBEを買うなら現行モデルが断然おすすめです。
HOME SPOT CUBEは使うべきなのか
HOME SPOT CUBEには2種類があり、スペック表を見ればどちらのモデルを使うべきなのかがわかります。
しかし、他の無線LANルーターと比較すると、必ずHOME SPOT CUBEを使うべきというわけではありません。
使うなら現行モデルHOME SPOT CUBE2
HOME SPOT CUBEを使うなら、最低でも現行モデルであるHOME SPOT CUBE2を使うべきです。
初代HOME SPOT CUBEには光回線に見あった性能がなく、今から使う意味がないからです。
HOME SPOT CUBE2なら光回線との相性は良いので、買って満足する可能性があります。
他の無線LANルーターと比べると微妙
といっても、HOME SPOT CUBE2を買えば絶対に満足できるとは断言できません。
HOME SPOT CUBE2と同等スペックの無線LANルーターは、より安い値段で買えるからです。
下記の表で、HOME SPOT CUBE2と主要メーカーの定番ルーターの販売価格を比べてみましょう。
製品 | 販売価格 |
HOME SPOT CUBE2 | 7,800円 |
Buffalo WSR-1166DHP3 | 4,330円 |
ELECOM WRC-1167GHBK-S | 3,611円 |
※Buffalo WSR-1166DHP3とELECOM WRC-1167GHBK-Sの販売価格はAmazonでのものです。
HOME SPOT CUBE2は7,800円で販売されています。
BuffaloとELECOMの定番ルーターはHOME SPOT CUBE2と同じスペックであるにもかかわらず、7,800円を大きく下回る値段で手に入ります。
他の人気ルーターと比較すると、わざわざ値段が高いHOME SPOT CUBE2を買う理由は見つかりません。
有線LANポートの数も難点
有線LANポートが少ないところもHOME SPOT CUBEのデメリットです。
他社の定番ルーターには最低でもLANポートが3つから4つ付いているので、Wi-Fiと有線接続を併用したい人でも使い勝手が良いと感じられます。
HOME SPOT CUBEにはLANポートが1つしかないので、Wi-Fiと有線接続を同時に使いたい人だと不便に感じる恐れがあります。
まとめ
HOME SPOT CUBEとはauが販売している無線LANルーターで、自宅に置けば固定回線の通信を無線にしてWi-Fiが使えます。
HOME SPOT CUBEには初代HOME SPOT CUBEと現行モデルのHOME SPOT CUBE2の2種類がありますが、現在は現行モデルしか公式で購入できません。
といっても、初代HOME SPOT CUBEは性能が低いので、今から買うなら現行モデルを買うべきです。
HOME SPOT CUBE2は光回線に見あった性能を持ちあわせているので、快適なWi-Fi環境を作れるルーターといえます。
しかし、HOME SPOT CUBE2と同じスペックを持った他のルーターはより安い値段で手に入ります。
HOME SPOT CUBE2を買おうか悩んだときは、必ず他の無線LANルーターと比較してください。