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今からWi-Fiを使いたいと考えている人は、できるだけ簡単に環境を導入したいと思いますよね?
簡単にWi-Fi環境を作りたい場合、コンセントに挿すだけでWi-Fiができるアイテムが魅力的に見えます。
しかし、なかには固定回線がなければ機能しないアイテムもあるので注意しなければいけません。
ここでは、コンセントを挿すだけでWi-Fiが使えるアイテムについて解説しています。
簡単にWi-Fi環境を手に入れたい人はぜひご覧ください。
目次
コンセントに挿すだけのWi-Fiとは
コンセントに挿すだけのWi-Fiと聞くと、簡単にインターネット環境が作れるツールと思って手を出したくなりますよね?
しかし、本当の意味でコンセントに挿すだけで利用できるWi-Fiは1種類しかありません。
コンセントを挿すだけのWi-Fiは3種類
コンセントを挿すだけのWi-Fiルーターと呼ばれるツールは以下の3種類があります。
- 中継器
- コンセントLAN(PLC)
- SoftBank Air(据え置き型ルーター)
種類が3つもあると、どれを選べばいいのか迷いますよね?
しかし、しっかり知識を身に付けたうえで選べないと後で痛い目に遭ってしまいます。
本当にコンセントを挿すだけで使えるWi-FiはSoftBank Air(据え置き型ルーター)のみ
先に結論をいってしまうと、本当にコンセントを挿すだけでWi-Fiが使えるアイテムはSoftBank Air(据え置き型ルーター)しかありません。
中継器とコンセントLANは、無線LANルーターの電波を広げる、もしくはインターネットを利用できる範囲を広げるアイテムにすぎないからです。
このことについては後で詳しく説明します。
中継器とコンセントLANを使う場合、固定回線を引いていないと利用できないアイテムなので注意してください。
中継器の仕組みと使用用途
中継器はすでに設置している無線LANルーターの電波が届きにくいときに活用するアイテムです。
また、有線接続を利用する範囲も拡大するツールにもなります。
中継器はWi-Fiの発信範囲を広げるアイテム
中継器とは名前の通り、無線LANルーターが発信する電波を中継して、Wi-Fiを利用できる範囲を広げるアイテムです。
※中継器の利用イメージ。
すでに自宅に無線LANルーターを置いていて、Wi-Fiが利用できる範囲が狭いと感じたときに中継器は役に立ちます。
中継器を使うメリットとデメリット
まず中継器を使うメリットを見ていきましょう。
中継器を使う最大のメリットはWi-Fiを利用できる範囲が広げられる点です。
無線LANルーターがWi-Fiを飛ばせる範囲には限界があり、2階や3階でWi-Fiのつながりが悪いと感じる場合があります。
しかし、中継器を導入すれば、無線LANルーターから離れた場所でも快適にWi-Fi利用できるようになります。
無線LANルーターとデバイスの間に中継器を挟むと通信速度が落ちるデメリットはありますが、ホームページや動画はスムーズに読み込めるので大きな問題にはなりません。
ただ、中継器を導入するときは専用のツールで親機との連携設定をしなければいけないので、機械の扱いが苦手な人にはおすすめできません。
中継器を利用する費用
すでに固定回線を契約して無線LANルーターを設置していると仮定した場合、中継器を利用する費用は本体の購入代金のみになります。
中継器の販売価格は種類ごとの性能で変わりますが、概ね2,000円代から5,000円前後が相場です。
インターネット回線がない状態で中継器を使うには、光回線を契約して無線LANルーターを購入する必要があります。
光回線の月額料金は戸建てで5,000円、マンションで4,000円前後が相場です。
回線を導入するときに工事は必要ですが、今は初期費用を無料にしてくれる事業者が多いので初期費用はかからないと思っていいでしょう。
Wi-Fiを発信する親機となる無線LANルーターの導入費用は、プロバイダからレンタルするか家電量販店などで購入するかで変わります。
プロバイダからレンタルする場合は200円から500円の月額料金がかかりますが、家電量販店では4,000円からで購入できます。
コンセントを挿すだけでWi-Fiを使いたい人からすると、工事が必要な時点で中継器の導入は選択肢から外れると思います。
ですが、知識として覚えておいても悪くありません。
コンセントLAN(PLC)の仕組みと使用用途
コンセントLAN(別名PLC)も中継器と同じ目的で利用するアイテムですが、仕組みはまったく異なります。
コンセントLAN(PLC)の使い方は中継器と同じ
コンセントLANもONUや無線LANルーターと連携してインターネットを利用できる範囲を拡大するアイテムです。
しかし、コンセントLANは中継器と違って、壁のなかにある電力線で親機となる機器と連携します。
※コンセントLANの利用イメージ。
上記のイメージを見ると、無線LANルーターから電波を受信する中継器とはまったく仕組みが違うのがわかりますね。
コンセントLAN(PLC)を使うメリットとデメリット
コンセントLANを利用するメリットは、コンセントに差し込むだけで設定が必要ない点です。
中継器では無線LANルーターと連携する設定をしなければいけません。
ですが、コンセントLANは親機をONUや無線LANルーターに接続してコンセントに差し込むだけで、インターネットが使える範囲を広げられます。
しかし、コンセントLANの電力線を使う仕組みが最大のデメリットになります。
電力線は家電製品を使ったときにノイズを拾い安く、電力線がノイズを拾うと、コンセントLANの通信に障害が起きて通信速度が遅くなってしまいます。
実際にコンセントLANを使った人は、通信速度が遅いと感じています。
この前買ったコンセントLANがゴミゴミのゴミだったから、新たにRE650っていう中継機買ってみたら神すぎて目から鱗ですわ…
— ふじ しん@VRChat (@fuzishin226) 2018年10月10日
5000円出して買ったコンセントLANより中継機挟んだ無線の方が速くて泣きそう
— ふ ゆ (@4huyu) 2017年9月18日
他の家電を使わないときはノイズを拾わないので速度が安定しますが、1つでも他の家電を使うと通信状態が不安定になるのでおすすめできません。
コンセントLAN(PLC)を利用する費用
コンセントLANは比較的安い値段で販売されていて、2,000円から6,000円払えば手に入ります。
しかし、インターネット回線を引いていない人がコンセントLANを利用する場合、光回線を契約する必要があり中継器と同じコストがかかります。
工事も必要になるので、簡単にWi-Fiを使いたい人からすればコンセントLANも選択肢から外れます。
Softbank Air(据え置きルーター)の仕組みと使用用途
簡単にWi-Fiを使いたい人にとって、SoftBank Airはもっとも魅力な選択肢になります。
他の事業者も簡単にWi-Fiが使えるアイテムを展開していますが、機能性はSoftBank Airのほうが上です。
Softbank Airは工事不要でネットができる優れもの
SoftBank Airは固定回線ではなくモバイル向けの回線を大もとにしているので、自宅のコンセントに挿すだけでWi-Fiが使えます。
※SoftBank Airの利用イメージ。
中継器とコンセントLANと比べると、はるかに簡単にWi-Fiが導入できることがわかりますね。
通信速度も最大350Mbpsなので、ホームページや動画をサクサク読み込めます。
Softbank Airを使うメリットとデメリット
SoftBank Airの良いところを見ていきましょう。
SoftBank Airのメリットは、簡単にWi-Fiが使えるうえに、通信速度が速い点です。
先ほど説明した通り、SoftBank Airでは固定回線を導入する必要がないので、工事をせずにWi-Fi環境が手に入ります。
通信速度も申し分ないので、スマホやタブレットでのネットサーフィンも思いのままです。
デメリットは夜の時間帯に通信速度が落ちる点です。
SoftBank Airでは、利用する地域によって回線の混雑を緩和するために通信速度を制限する場合があります。
といっても、制限がかかってもホームページや動画の読み込みに必要な7Mbps前後のスピードは出るので、さほど問題ではありません。
Softbank Airを利用する費用
SoftBank Airは工事をせずにWi-Fiが導入できるアイテムなので、初期費用はほとんどかかりません。
しかし、利用料金が高いと嫌ですよね?
SoftBank Airの利用料金は端末を買い取るか、レンタルするかで変わります。
端末を買い取ると初期費用が跳ね上がりそうに思えますが、月月割で実質無料になるので心配いりません。
端末をレンタルすると基本料金とは別にレンタル料がかかるので、月額料金が端末を買い取った場合よりも高くなります。
買い取り | レンタル | ||
基本料金 | 4,880円 | 基本料金 | 4,880円 |
端末代金分割支払い | 1,620円(税込)×36ヶ月 | レンタル料 | 490円 |
月月割 | -1,620円(税込)×36ヶ月 | ||
合計 | 4,880円 | 合計 | 5,370円 |
上記の表で月額料金を見ると中継器やコンセントLANの大もととして利用する固定回線と差がないように感じます。
しかし、ソフトバンクのスマホを持っていればおうち割光セットが適用でき、スマホ代が500円から1,000円安くなるうえに家族全員も割引が受けられます。
さらに、おうち割光セットを適用した場合は580円、おうち割光セットを適用しない場合は1,080円の割引が2年間受けられます。
他社の据え置き型ルーターを利用する費用
WiMAXもSoftBank Airに似た据え置き型ルーターを展開しています。
※WiMAXの据え置き型ルーター「Speed Wi-Fi HOME L01s」。
WiMAXの据え置き型ルーターもコンセントに挿すだけでWi-Fi環境が手に入る優れものです。
さらに、月額料金がSoftBank Airよりも安い4,380円なうえに、auのスマホを持っていればauスマートバリューmineが適用されて500円から1,000円の割引まで受けられます。
しかし、3日間で消費したデータ量が10GBを超えると、翌日の18時から26時まで速度制限がかかります。
制限がかかったときの速度は最大1Mbpsなので、SoftBank Airと比べると使い勝手の良さは劣ると言わざるを得ません。
といっても、1人暮らしをしている場合だと、よほど動画を見続けない限り制限がかからないので魅力的な選択肢とはいえるでしょう。
コンセントを挿すだけのWi-Fiはどれを使うべきか
コンセントを挿すだけのWi-Fiは3種類ありますが、簡単にWi-Fi環境を作りたいのなら選択肢は1つしかありません。
簡単にネット環境を作るならSoftbank Air
簡単に快適なWi-Fi環境を作りたいなら、選択肢はSoftBank Airしかありません。
中継器とコンセントLANは固定回線を導入しなければ利用できない周辺機器だからです。
SoftBank Airなら固定回線を引かずにWi-Fiが使えるので、本当の意味でコンセントを挿すだけでWi-Fiが付けるツールといえます。
ただ、オンラインゲームで遊びたい人がSoftBank Airを使うと遅延が起きるので、通信状態の安定性が高い固定回線を導入しましょう。
Wi-Fiを飛ばす範囲を広げるなら中継器
固定回線を導入して広い範囲にWi-Fiを飛ばしたいのなら中継器を選びましょう。
コンセントLANという選択肢もありますが、他の家電からノイズを拾いやすいのでおすすめできません。
中継器なら他の家電から離して設置すればノイズを拾わないので、快適なWi-Fi環境を作り出せます。
まとめ
コンセントに挿すだけでWi-Fiを飛ばせるアイテムは中継器とコンセントLAN、SoftBank Airの3種類があります。
といっても、中継器とコンセントLANは自宅に引いたインターネット回線を利用できる範囲を広げる機器です。
厳密にはコンセントに挿すだけでWi-Fiが使えるアイテムとはいえません。
SoftBank Airなら固定回線を引かずにWi-Fiが使えるので、本当の意味でコンセントに挿すだけでWi-Fiが使えるアイテムといえます。
簡単に自宅をWi-Fi環境にしたい人は、SoftBank Air一択と考えてください。