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3DSのディスプレイサイズが小さく感じて、テレビ画面に映し出せないかとお考えではありませんか?
3DSは外部機器への映像出力ができない仕様となっていますが、非公式の方法を使ってテレビに出力することはできます。
ただ、あくまで非公式の方法なので任天堂の公式サポートが受けられなくなるリスクはあります。
なので、どうしてもテレビ画面で3DSのゲームを遊びたいという人はチェックしてみましょう。
ここでは3DSのゲーム画面をテレビに映す方法をご紹介します。
3DSの映像を外部に出力してゲーム実況をしたい人も必見の内容です。
3DSをテレビに映してやる仕組み
3DSの画面をテレビに出力することは可能ですが、デメリットが多いので良い方法とはいえません。
3DSの画面に映すときは基本的に本体の改造が伴うからです。
また、3DSは3.53インチから4.88インチまでの画面サイズにあわせて画質が設定されているので、テレビの大画面に映すと思ったよりも画質が悪くなる欠点もあります。
3DSのHDMI出力はできないがテレビに映す方法がある
Nintendo 3DSはもともと携帯するためのゲーム機として作られているので、HDMIケーブルを使ってテレビに映像を出力することができません。
スマホやタブレットではHDMIへの変換アダプターやケーブルを使えばテレビへの映像出力が可能ですが、3DS向けの変換アダプターやケーブルは発売されていません。
変換アダプターやケーブルが発売されていない理由は、3DSに映像出力の端子がないからです。
スマホやタブレットの充電ケーブルの差し込み口は、対応の変換アダプターやケーブルを使えばテレビへの映像出力ができる仕様になっています。
3DSの充電ケーブルの差し込み口は充電するためにしか機能しないので、他のメーカーが変換アダプターやケーブルを作れないようになっています。
そういうわけで3DSはテレビに映像を映せない仕様になっているのですが、方法がないわけではありません。
3DSの本体に改造を施せば、テレビへの映像出力が可能になります。
3DSをテレビに映すには改造が必須になるのでデメリットが多い
3DSを改造すればテレビへの出力が可能とはいっても、強くオススメはできません。
3DSの改造には以下4つものデメリットがあるからです。
- 任天堂のサポートが受けられなくなる
- 業者に改造してもらう費用が高い
- 映像を経由するにはパソコンを経由しないといけない
- テレビに映すと画質が落ちる
3DSを改造したいと思っても勢いでは施さず、上記のリスクを踏まえて慎重に検討したいところです。
任天堂のサポートが受けられなくなる→故障しても自己責任
第一に把握しておきたいリスクは任天堂からの公式サポートが受けられなくなる点です。
わかりやすく説明すると、公式ではない方法で3DSを改造すると、故障したときに任天堂からのサポートが受けられなくなります。
3DSを改造すると壊れたときに自己責任で対処しないといけないわけです。
以前は業者に改造を依頼すると、その業者が故障したときに修理をしてくれる安心要素がありましたが、今はほとんどの業者が改造代行を行っていません。
3DSの改造は自分で修理ができる人に向いている手段と考えるべきです。
有線で映像出力するための改造を業者にしてもらう費用が高かった
先ほど軽く触れましたが、現在は3DSを改造する業者は営業をしていません。
営業をしなくなった理由は明らかになっていませんが、2018年12月での法改正でゲーム機の改造代行が違法になったのが原因と噂されています。
改造をしてくれる業者があったとしても2万円以上もの費用がかかるので、現実的ではありません。
自分で改造するにしても任天堂の公式サポートが受けられなくなるので、誤って壊したしまった場合に買い換え以外の対処ができないリスクも伴います。
映像を出力するにはパソコンを経由しないといけない
3DSの画面をテレビに映すための改造方法は以下の2通りあります。
- 本体を改造して有線でテレビに出力する
- 内部のプログラムを改造してWi-Fi経由でテレビに出力する
どちらの方法で改造するとしても、パソコンを経由しないと3DSをテレビにつなげられません。
3DSのゲームをテレビに映す際はパソコンに画面を経由したうえで、HDMIケーブルを使ってそのパソコンをテレビとつなぐ必要があります。
3DSにHDMI端子を付ける改造はできないので、パソコンを持っていないと3DSの画面はテレビに映せないと考えてください。
テレビに映すと画質が落ちる(3D表示はできない)
3DSでは3DSの画面サイズで高画質なゲーム画面を表示できる仕様になっていて、3DSより大きいサイズのディスプレイに出力すると画質が低下してしまいます。
普段から3DSでゲームを遊んでいる人が以下のゲーム実況動画を見ると、テレビに出力すると画質が落ちることがよくわかります。
YouTubeなどに挙がっている3DSのゲーム実況動画は映像をパソコンに出力したうえで収録されているものがほとんどなのですが、大きいサイズの画面に映すと映像が粗く感じる問題は避けられません。
どうしてもテレビへ出力したいなら改造済みの3DSを買おう
ご紹介した4つのリスクを考えると3DSのゲーム画面をテレビへ出力する方法は安全ではありません。
しかし、ゲーム実況をしたいなどの理由で、どうしても3DSの画面をテレビやパソコンのディスプレイに映したい人もいるかと思います。
どうしても3DSのゲーム画面をテレビに映したいのであれば、ヤフオクなどでの改造済み3DSの購入を検討してみましょう。
中古品にはなりますが、オークションサイトでは改造済みの3DSが30,000円前後から出品されています。
引用元: ヤフオク!
改造済みの3DSを購入すれば今持っている3DSに修理を施す必要がなくなるので安心です。
ただ、オークションサイトではノークレームノーリターンが条件になっている可能性が高いので、購入する場合は自己責任です。
自分で3DSを改造したいと考えている人は、改造用の3DSを購入して今利用している3DSは予備に取っておくといいでしょう。
3DSの画面をテレビに映すときに必要な環境
先ほどもご説明した通り、3DSのゲーム画面をテレビに出力する方法は以下の2つあります。
どちらの方法を用いる場合も3DSからの映像を経由するパソコンが必要ですが、最低限必要なネット環境が異なります。
- 本体を改造して有線でテレビに出力する
- 内部のプログラムを改造してWi-Fi経由でテレビに出力する
①の方法を使う場合は有線で映像を出力する方法ですが、3DSの画面を取り込むためにパソコンにビューアーアプリを入れなければいけないので、最低でも有線LANでのインターネット環境が必要です。
3DSをパソコンにつなぐためのUSBケーブル、パソコンとテレビをつなぐためのHDMIケーブルも使います。
必要なUSBケーブルの種類は利用している3DSの種類ごとで異なります。
旧モデルである3DSや3DS LLからゲーム画面を出力する場合、ミニBタイプのミニUSBケーブルを利用します。
最新モデルのNew3DSやNew3DS LLを利用している場合はMicroUSBケーブルが必要です。
②の方法では3DSのプログラムを改造して同じWi-Fiに接続しているパソコンにゲーム画面を転送するので、自宅にWi-Fi通信ができるインターネット環境がないといけません。
Wi-Fiの通信状態が安定しないと転送する映像がカクつく恐れがあるので、通信速度が速い回線をもとにしたWi-Fi環境があるのが理想的です。
3DSをテレビ画面に映してやる方法
3DSのゲーム画面をテレビに映す方法は3つありますが、主な選択肢となるのは本体へ偽トロキャプチャーを内蔵するための改造をするか、本体に改造プログラムであるCFWを入れるかのどちらかです。
キャプチャーデバイスを内蔵するための改造をする(偽トロキャプチャー)
最も手っ取り早いのは、利用している3DSを改造してキャプチャーデバイスを内蔵させる方法です。
3DSにキャプチャーデバイスを搭載させればパソコンとUSBで通信をして、ゲーム画面の出力が可能になります。
3DSにキャプチャーデバイスを搭載させる方法はもともとパソコンへゲーム画面を表示させるのが目的ですが、その状態でHDMIケーブルを使ってパソコンをテレビにつなげば3DSのゲーム画面をテレビへ表示できるようになります。
3DSへキャプチャーデバイスを搭載する改造を行う業者はないのが現状で、ヤフオクなどのオークションサイトで改造済みのものを購入しなければいけません。
購入費用は3万円前後と高額で、ノークレームノーリターンが条件の出品ばかりなのでリスクが伴います。
キャプチャーデバイスキットを購入して自分で改造する方法もありますが、誤って3DSを壊してしまう危険があるのでオススメできません。
3DSに改造プログラム(CFW)を入れて Wi-Fi経由でテレビ画面に表示させる
3DSを物理的に改造するのが嫌だとしても、本体に改造プログラムであるCFWを入れる方法もあります。
方法は3DSに内蔵のファームウェアのバージョンで異なるうえに、PC作業とSDカードの抜き差しが必要で手順も複雑です。
以下の動画を見て頂くと、どれほど手順が複雑なのかがよくわかります。
ただ、CFWを入れる方法は無料でできるので、お金をかけたくない人にはオススメです。
番外:パソコンに3DSのエミュレーターを入れてテレビに表示する方法もあり
こちらもパソコンありきの方法ですが、パソコンに3DS用のエミュレーター「Citra」を入れて、パソコンで起動中している3DSのゲーム画面をテレビに映す手段もあります。
引用元: Citra
Citraをパソコンに入れればキーボードや外付けコントローラーでゲーム操作ができるので、3DSの本体から画面を映すよりテレビ画面で遊びやすい方法です。
持っている3DSのゲームで遊ぶには本体にCFWを入れる必要がありますが、同時に利用する機器を減らしたい人は検討してみるといいでしょう。
海外サイトには3DSのゲームソフトのROMを無料でダウンロードできるものがありますが違法なので利用しないようにしてください。
3DSの画面をテレビに映すときに必要なパソコンのスペック
3DSの画面をテレビに映すときはパソコンを経由しますが、そのパソコンの性能が低いとゲームの映像がカクつく恐れがあります。
必要なパソコンのスペックを下記の表にまとめました。
項目 | 最低限必要なスペック |
CPU | Corei5以上 |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ容量 | 512GB以上 |
3DSのゲームをパソコンに転送する場合、最低でもCPUはCorei5以上でメモリが8GBのスペックがあるのが理想です。
パソコンを使ってゲーム実況をするのであればCPUはCorei7以上であってほしいところです。